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両丹日日新聞2013年2月 5日のニュース

現役の道具たち(1) 重み感じる黒電話

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 私たちの生活を便利に、快適にしてくれる道具が、身の回りにあふれている。それらの進化はめまぐるしく、すぐに最新作が開発され、販売される。そんな世の中にあって、かつて多くの人が使い、古くなったからとほとんど捨てられたモノが、福知山市内の家庭で今も現役で活躍している。

 重厚な存在感を放つ黒電話。受話器を持てば、携帯電話や一般家庭で普及している電話機にはない重みを手に感じる。昭和40年代に購入してから、一度も故障したことはないという。
 
 持ち主は篠尾新町の竹下竹治さん(75)。居間以外に玄関にも1台あり、「近所の借家の人がよく借りに来たので玄関に置きました。東京へ5分ほどかけておられたでしょうか」
 
 家族から「変えたら?」と勧められるが、竹下さんは「電話は遠い所の人と話すもの。通話さえできたらよい」と、使い続けている。そんな家族も「受話器を切る時に聞こえる『チーン』という音が何とも言えない」と話す。
 
 受話器の耳にあてる部分は、耳の形に合うためか、「声が良く聞き取れる。携帯電話に掛けてきた相手に、聞こえにくいからと黒電話に掛け直してもらうこともあります」と竹下さんは笑う。
 
 外孫の福知山高校2年、芦田聖君、成和中2年の知輝君は「初めて見た時は使い方が分からず、数字が書かれた部分の穴を押してしまった」「ダイヤルを回して戻るときの『ジー』という音が楽しい」と、新鮮さを感じている。
 
 
写真=故障したことは一度もないという黒電話
 

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