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両丹日日新聞2013年1月26日のニュース

秘仏33年ぶり御開帳へ 長安寺の薬師如来立像

0126yakusi.jpg 福知山市奥野部の臨済宗南禅寺派・医王山長安寺(正木義昭住職)に安置してある秘仏で、平安時代に作られたとされる市指定文化財の薬師如来立像が今春、33年ぶりの御開帳で一般公開される。長安寺では公開期間中に関係寺の僧侶らが出席しての法要や稚児行列などをする予定で、多くの参拝を呼びかけている。

 薬師如来立像は9世紀末から10世紀初頭に作られたらしい。一木造りで、材料は針葉樹のカヤと思われる。像の高さは41・5センチ。左手に薬壺を持ち、右手を曲げて手のひらを立てている。一般的な薬師如来立像の形をしており、市内では最も古い仏像の一つといわれている。
 
 同寺では薬師堂の厨子の中に祭られている。立像の前立仏とされる薬師如来坐像は堂内の須彌壇に安置されていて、常時見ることができる。この坐像も市指定文化財。
 
 市生涯学習課文化財保護係では、立像について、平安時代初期の都(奈良・京都)の仏師の影響を強く受けて作られた仏像で、大変貴重な文化財とみている。
 
 一般公開は4月18日から5月8日までで、初日午前10時からは南禅寺派管長の中村文峰老大師が導師となり、開扉法要を営む。東北、関東、近畿などから約60人の僧侶が出席する。
 19−21日は檀信徒らに生きるための戒を授ける「授戒会」が行われ、毎日法話などがある。その最終日の21日は午前11時から稚児行列をする。
 
 正木住職(54)は「(立像は)柔和な顔立ちではあるが、重厚ないでたちで、鋭い目をされている。わたしが住職の時に御開帳や法要ができるのは、周りのみなさまのおかげ。多くの人たちに参拝していただきたい」と話している。
 
 
写真=市指定文化財に指定されている秘仏・薬師如来立像(福知山市教委提供)

    

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