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両丹日日新聞2013年1月24日のニュース

広小路のテナントミックス事業、空き店舗4店の出店者決定

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 福知山まちづくり会社(芦田卓社長)が、広小路商店街で取り組んでいるテナントミックス事業の新規出店者がこのほど決まった。4月の開店をめざして空き店舗4店を飲食店や雑貨店などに改装する工事が着々と進んでいる。「通りを城下町の情緒が漂う門前町風に再生する」という商店街のコンセプトに沿って、いずれも町家風の外観にし、玄関に藍染めのれんをかけることにしている。

■4月開店へ町家風に改装■

 広小路通りは、明智光秀を祭る御霊神社の門前町として栄えた歴史があり、今でも市内の一大イベントであるお城まつりやドッコイセまつりの舞台となる。
 
 昭和40年代のピーク時には約60店舗が軒を連ねたが、近隣への大型スーパーやコンビニなどの出店の影響で、今では約半数が空き店舗や住宅になり、以前のような活気はなくなっている。
 
 かつてのにぎわいを取り戻そうと、市中心市街地活性化協議会(会長・谷村紘一福知山商議所会頭)が進める広小路商店街リニューアル事業の一環としてテナントミックス事業を計画。商店街をひとつのショッピングモールとみなし、レトロな雰囲気が漂う「歩いて味わう街」へ変貌させようとしている。
 
 昨春、市民プール跡地にオープンさせた7店舗が集積する福知山城憩いの広場「ゆらのガーデン」のように、中心市街地活性化につなげる舞台のひとつにしたい考えだ。

■スポーツバーや生活雑貨店など■

 昨年2月、「健康をキーワードに地元産のオーガニック野菜、果物などを使う」「近隣の高齢者が憩える空間にする」「休日は郊外の家族の買い物、飲食に対応できるように配慮する」といった方針のもとに事業概要の説明会を開いた。
 
 この時、関心を示す38人が集まり、そのうち30−40歳代の8人から出店申し込みがあり、選考委員会で、10年契約で賃貸契約(うち1店は売買契約)を結び、本腰を入れて商売をする熱意のある人に絞った。
 
 若い世代をターゲットにした「健康和食ダイニング、スポーツバー」、多世代向けの「生活雑貨、フラワーショップ」、子育て世代を狙った「健康惣菜ダイニングカフェ」、長年修行を積んだたい焼き職人による「カラオケコーナーを設けたたい焼き、洋食ダイニング」と、個性豊かな店がそろう。

■リニューアル6事業着々と■

 広小路商店街のリニューアル6事業のうち、老朽化したアーケード撤去事業はすでに終えた。今後3年間で、約半数の30軒が市の補助を受けて店舗の外観を町家風にする計画。「窓や戸などは伝統的様式と調和する素材を使ってデザインする」「塀は和風にする」「黒、濃茶、白、ベンガラの色彩にする」など修景の取り決めをしている。
 
 さらに、市が道路の舗装改良や緑化などに取り組み、歩車共存型の街並み整備をする予定だ。
 
 足立秀明常務は「街なかの回遊性を高め、集客に結びつけるため、3月からは、ゆらのガーデンを含む中心市街地でポイントラリーを始めます。広小路では今後も出店希望者を募り、空き店舗を新たな店にする計画です」という。
 
 2011年度から5年計画の市中心市街地活性化基本計画には約50事業が盛り込まれており、まちづくり会社がかかわる事業も多い。「地道に続けて、まちのにぎわいづくりに寄与し、城下町に引き継がれてきた町家の姿を次世代へつなげたい」と話している。
 
 
写真=空き店舗を町家風にするための改装工事が進む広小路通り

    

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