WEB両丹

きょうあったいい話、夕飯までに届けます。京都府福知山市の情報を満載した新聞社サイト

タブメニュー

両丹日日新聞2013年1月15日のニュース

福知山市が原子力災害避難計画の対象全住民説明会始める

0115upz.jpg
 原発事故時の対応などを示す「原子力災害住民避難計画」の策定を進める福知山市は、避難対象となる大江町の5自治会の全住民を対象にした説明会を、12日から始めた。住民説明会はこれまで2回開いたが、自治会役員を対象にしたものだったため、より多くの人たちから意見を聞き、計画に反映させていきたい考え。

 市は、福井県の高浜原発から半径30キロ圏内の緊急時防護措置準備区域(UPZ)に、大江町の一部が入ることから、原子力災害住民避難計画の策定を進めている。昨年8月と11月に、UPZに入る同町二箇下、市原、高津江3自治会と隣接の二箇上、三河2自治会の自治会長ら役員を対象に説明会を開いてきた。
 
 12日には二箇上・下の2自治会でそれぞれ説明会をした。二箇下公会堂での説明会は、高齢者が多いこともあって対象62世帯152人のうち出席したのは31人。最初に市危機管理室の職員から計画案についての説明があり、事故の際の情報伝達や避難を判断する際の指標、就学中の未成年者の避難方法、避難所での対応などを話した。
 
 住民たちからは「地区内には高齢者が多く、バスでの避難時に各家を巡回することは出来ないか」「平日は地区内には高齢者ばかりになるが、避難の時はどうなるのか」などの質問が出た。
 
 バスでの巡回について市は「道幅が狭くて難しい面があるが、回れる所があれば今後検討していく」と答え、自家用車による自主避難も可能として、その際は「自治会長にあらかじめ連絡してほしい」と話した。
 
 また、平日、休日、夜間、昼間など、その時どきの避難の仕方について「訓練などを実施して、地元の人たちと一緒に考えていきたい」と答えた。
 
 出席した住民の男性(72)は「独居老人の避難方法など、細かい部分についても計画に示してもらいたい。じっくりと練り上げてもらう必要がある」と話していた。
 
 市は、20日に高津江、三河、市原3自治会の住民説明会を開く予定で、出された意見や市民からのパブリックコメントも十分に反映させて計画を策定。2月に開く市防災会議で承認を得たいと考えている。
 
 
写真=市の説明を聞く住民たち(二箇下公会堂で)

    

[PR]



株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232

著作権

このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。

購読申込 会社案内 携帯版 お問い合わせ