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両丹日日新聞2013年1月 1日のニュース

変わる福知山の教育環境(1) 夜久野学園始動

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 新年度は、福知山市内の市立小中学校で大きな動きがみられる年だ。一つは夜久野町の3小学校が統合され、中学校との一貫校になる。もう一つは、厚中問屋町に建設中の給食センターの完成に伴い、未実施だった旧市域の中学校でも給食が始まる。市内の学校給食は3カ所のセンターで調理し、全小中学校へ届けられる。このほか、冷房を中心とした教室へのエアコン設置工事も始まる。

■3小学校を統合 中学校とも一体に■

 福知山市夜久野町では、精華、育英、明正の3小学校を統合し、夜久野中学校と施設一体型の小中一貫校「夜久野学園」=愛称=とする整備事業が進行中。高内の夜久野中の東隣で、新設する「夜久野小学校」の建設工事が今年4月の開校を目指して行われている。
 
 夜久野学園の整備は、2000年3月に当時の町長が夜久野町小学校統合審議会から「十分な検討期間を持って1校統合に向けての具体案の策定と準備を進めるべき」との答申を受けたのが始まり。統合問題は、06年の福知山市との合併後も引き継がれていった。
 
 08年に夜久野町連合自治会を中心に、学校PTA、保育園保護者会など地域の主だった組織による「明日の夜久野教育を考える会」が設立され、翌年、考える会は市長と市教委へ、3小学校の統合▽統合小学校を中学校に近い位置に新築し一貫校に−などと要望した。
 
 11年の6月定例市議会で教育長が、議員の質問に対し13年4月開校を目指して工事を進めることを答弁。その後、仮称・夜久野学園推進協議会が設立され、校名や校章、校歌、愛称などさまざまな内容を検討してきた。
 
 小中一貫校は、1人の担任がほぼ全教科を受け持つ小学校から教科担任制の中学校へ進む際に、不適応の生徒が出ないようにすることなどが狙い。市はこの打開策として、小学校と中学校のつなぎ目のない対応(シームレス)に取り組んでおり、同校は市のシームレス学園構想のモデル校となる。
 
 建設中の小学校は鉄筋コンクリート造り2階建て延べ床面積645平方メートルで、児童用の教室4つと更衣室、職員控え室、トイレなどを配置する。ここを使うのは1−4年生で、5、6年生は現中学校舎の空き教室を使う。これにより、小学校から中学校への変化を少なくする。中学校部分も小学生に合うよう、一部を改修する。
 
 一貫校であるため、呼び名は「夜久野学園1年生」などとなり、中学3年生は「夜久野学園9年生」となるという。校歌は中学校と同じで、行事も多くは小中一緒に行う。
 
 13年度の入学式は小中一緒に行うことや、小学校の卒業式は行わず、小学校の修了証書授与にとどめたりと、詳細を協議中で、ほかにも新しい取り組みがいろいろある。
 
 
写真=夜久野中学校に隣接して建設中の夜久野小学校
 
【関連ニュース】
 
 ・変わる福知山の教育環境(2) 全中学校で給食

    

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