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両丹日日新聞2012年12月11日のニュース

犠牲者が伝える命の重さ 等身大パネル使い堀会館でメッセージ展

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 いじめや交通事故などで、突然命を奪われた犠牲者の等身大の人型パネルを展示して命の大切さを訴える「生命のメッセージ展」が11日から、福知山市堀口の人権ふれあいセンター堀会館で開かれている。12日までで、時間は午前9時−午後5時。

 パネル展示されている犠牲者は、身長1メートルに満たない3歳3カ月の子どもから、孫5人がいる62歳の人まで男女21人。自家用車で走行中、居眠り運転の大型トレーラーに追突されて息子らと焼死した53歳の女性。50発以上殴られ、頭から地面にたたき付けられ、脳死状態になっているにもかかわらず「たぬき寝入りや、起きろ」と言ってさらに蹴られるなどして亡くなった16歳の少年ら。今春、無免許の少年が運転する車にはねられて亡くなった亀岡市の妊婦のパネルもある。
 
 パネルには遺族が選んだ犠牲者の写真と、「声が聞きたい、抱きしめたい」「守ってあげられなくてごめんね」「俺は涙を流さない。無免許運転を絶対に許さない社会になるまで」など、娘や孫らを亡くした遺族のメッセージが貼られていて、残された家族の悲しみや無念さ、命の重さが伝わる。
 
 パネルの足元には生きた証しとして、げた、スポーツシューズ、革靴など犠牲者が生前に履いていた靴も置かれている。
 
 メッセージ展を全国各地で開いているNPO法人いのちのミュージアム(東京都)の会員でもあり、18歳の長男・健仁さんを交通事故で亡くしたNPO法人KENTO(交通事故を永遠になくす友達の輪)の児島早苗代表=奈良市=は、「人型になった犠牲者はメッセンジャー。自分の前に立ってくれる人に、語りかけてくれます。1人が亡くなると、数十人、数百人の悲しみが生まれる。多くの方に来ていただき、彼ら、彼女らが語りかけてくれる声に耳を傾けてほしい」と話している。
 
 13日午後6時30分から同9時までは、市民会館4階ロビーでも開く。
 
 
写真=命の大切さを伝えるメッセージ展

    

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