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両丹日日新聞2012年12月 6日のニュース

新しい仕事見つかった 主力業務低迷の障害者施設・勇気

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 福知山市南栄町の障害者就労継続支援B型事業所のしあわせネット・勇気(一井静枝施設管理者)が、同市三和町下川合の食品製造業・株式会社京都庵(松田清克社長)から仕事の受注を始めた。勇気の受注業務の主力だった電器部品加工が低迷しており、新たな主力にと張り切っている。

 電気部品加工の受注は、景気悪化による発注元会社の倒産、工場の海外移設などの社会的要因で今夏以降に激減した。今では収益がピーク期の5分の1まで落ち込む。利用者が事業所に来ても、その日の仕事が全くないという日もあった。
 
 金銭的な苦しさもあるが、働くことに生きがいを感じている人が多く、就労時間が短くなっていくことで気持ちが下がっていくことが悩みの種だった。
 
 新たな仕事を探すため、勇気を所管する京都府と協議して、障害者の雇用に取り組む京都庵との話し合いの場を持つことができた。
 
 京都庵は、味付け油揚げを主に生産している。従業員約100人中4人が障害者で、府障害者雇用推進企業の認定を受ける。2年ほど前から社外の障害者施設との連携を模索しており、仕事の実行力などの調査をクリアして、勇気が第1号に決まった。
 
 受注内容は、準備された油揚げの中に具材を詰めてかんぴょうでくくる「きんちゃく」作り。まずは職員と利用者各2人程度で1日1000個を目標に始め、増員と増量を目指す。
 
 3日から本格的な作業が始まっており、視察した京都庵生産部の藤澤克至課長は「事前調査でも見せていただき、いけると判断しています。検品は京都庵でしっかりバックアップしたい。慣れればスピードも上がってきます。良いものを作っていただいて受注量が伸びていけば」と期待する。
 
 勇気を運営するNPO法人人権の会しあわせネットワークの一井義光事務長は「就労の機会をいただいたことにまず感謝したい。障害者にとって安定したやりがいのある仕事になるよう業績を上げていきたい」と話す。
 
 
写真=きんちゃく作りに励む利用者たち

    

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