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両丹日日新聞2012年11月 7日のニュース

児童見守って来たカシの古木で一人ずつ記念品 統合する育英小、学習発表会で展示

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 来春統廃合を迎える福知山市夜久野町高内の育英小学校(真下幸三校長、26人)で、長く児童たちを見守って来た正門近くのカシの木2本が伐採された。これを材料に全校生が各自、木のおもちゃなどを作った。17日に開かれる学習発表会で展示される。

 カシの木は、高台にある正門へ通じる坂の下に50年以上前からあった。記念樹ではないようだが、登下校する児童や地域の人たちにとっては、いつも目にするなじみ深い存在だったという。
 
 2本とも直径約40センチ、高さが約15メートルほどに成長。大きくなりすぎて十分な管理ができなくなり、今年の夏、やむなく伐採された。
 
 教職員らで話し合い、「全て処分してしまうのはしのびない。感謝の気持ちを込めて、木の一部で記念になるものを作ろう」と決めた。
 
 10月下旬、全校児童が体育館で、コースターと鍋敷き、飾り物、置物の3グループに分かれて、ウエルカムボード、ピアノ、戦車など、思いおもいの作品を4時間かけて完成させた。
 
 それぞれの作品は、学習発表会で体育館に展示し、地域の人にも見てもらう。また太い幹があと1本残っているため、みんなで大きなトーテムポールを作ることも検討している。
 
 戦車を作った6年生の西村龍飛君は「のこぎりで切る作業が大変だったけど、完成してよかった。発表会の展示が終わったら、自宅の玄関に飾って大切にしたい」と話していた。
 
 真下校長は「木が切られていく姿を見た時は、寂しい気持ちもありました。しかし、今年度で育英小は閉校となり、新生の夜久野小学校に移るため、子どもたちにとって良い記念になったと思う」と話していた。
 
 
写真=学校の古木が児童たちの手で楽しい作品へと生まれ変わった

    

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