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両丹日日新聞2012年10月26日のニュース

「さい銭泥棒さん、およしなさい」久昌寺に諭す看板

1026saisen.jpg さい銭泥棒に、盗む前に思いとどまってもらおうと、福知山市寺町の久昌寺の森泰健住職はこのほど、境内に改心を促す看板を設置した。看板には「防犯カメラもあり、人の目もあります」と悪いことに手を染めないでほしいとの思いを書き入れている。

 森住職は、後を絶たないさい銭泥棒に心を痛めていた。そんな中、先日ある事件があった。
 
 庫裏の玄関から外に出た森住職が偶然、山門付近にある子そだて地蔵のさい銭箱をあさる年配の男を発見した。「よしなさい」と声を上げたが、男は振り向きもせず道路へと歩いていった。
 
 見逃そうとも思ったが、参拝者の願いが込められた浄財であり、他の寺でも同じことをしている可能性もあるため、警察にお灸をすえてもらおうと、後を追いかけた。
 
 男は逃げる様子はなかったが、「待て」と声をかけても立ち止まらず、通報してすぐに到着した警察官によって福知山署に連行されていったという。
 
 この事件が発端となり、泥棒しようとする人が、寸前で踏みとどまる糸口になればと考え、検挙されたことなどを伝える看板を設置することにした。
 
 1966年から45年間、保護司を務めていた森住職。「失業者が増えたりして、最近は世の中がよろしくないのは確か。それでも、時代が悪いからといって、泥棒をするのは良くないということを、しっかり分かってもらいたい」と願っている。
 
 
写真=さい銭泥棒へ向けた看板を見つめる森住職

    

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