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両丹日日新聞2012年10月25日のニュース

福知山線尼崎脱線事故の教訓風化させるな 踏切で車と衝突させ合同訓練

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 JR西日本福知山支社は24日、半田の福知山電車区内の実設訓練センターで、京都府警察本部、福知山警察署、福知山消防署、市民病院などの職員らによる事故対応合同訓練をした。多くの犠牲者を出した福知山線尼崎列車脱線事故の教訓を踏まえて実施し、緊急時に備えて連携を強めた。

 訓練には総勢180人が参加。山陰線の踏切で、特急列車が通過直前に進入した乗用車と衝突。衝突の衝撃で割れたガラスなどで約50人の乗客が負傷し、さらに、乗用車の運転手が車内に閉じ込められたまま−との想定で行われた。
 
 センター内に設けた踏切に進入した軽自動車に、6両編成の特急電車を低速ながら実際に衝突させての訓練。電車は15メートル程度進んで緊急停車。乗務員が支社の運転指令室などに事故発生の連絡を入れ、併発事故が起きないようにした。
 
 このあと負傷した乗客のうち、重傷の12人を担架に寝かせて車外に救出。どの負傷者から治療や救急搬送をするか優先順位を決めるトリアージ訓練もあり、医師、看護師が緊急性の高い負傷者から順に応急手当てをした。
 
 本番さながらの訓練だったが、福知山消防署の古旗悟署長は「参加したそれぞれの機関に共通認識のない部分が多くみられた。だれかがリーダーシップをとって、全員を集めて活動方針を示すことが大切。大規模災害からの教訓を風化させてはならない」と辛口の講評をした。
 
 
 写真=電車から負傷者を救出し、応急手当をする参加者

    

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