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両丹日日新聞2012年10月16日のニュース

自分で作る「弁当の日」 感謝と自立心をと成和中で始まる

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 全校生徒が自分で弁当を作ってくる「弁当の日」の取り組みが、福知山市新庄の成和中学校で始まった。今年度は、2月まで毎月1回実施する予定で、西山健治校長は「命をいただくという意識、親への感謝の気持ちなどを感じるきっかけになれば」と期待している。

 「弁当の日」は、香川県の元小・中学校校長、竹下和男さんが綾南町立滝宮小学校校長の時に提唱して始めた取り組み。昨年、竹下さんの著書を読んだ西山校長が感銘を受け、導入することにした。
 
 開始に先立ち11日には、PTAなどが竹下さんを講師に招いて講演会を開催。弁当の日は調理技術を競うものではなく、子どもたちの自立心や感謝の心などを育むことが目的だという考えを聞いた。
 
 成和中で初めての「弁当の日」となった15日、生徒らは手作り弁当を持参。3年1組では、朝5時半ごろに起きて作ってきた生徒もいて、ネギ入りの卵焼きや加熱したウインナーなどを詰めていた。
 
 ほとんど料理をしないという男子生徒も、自分でご飯を炊き、おかずのほかに昆布のつくだ煮をご飯に載せるなどして持ってきた。先生も旬の栗ごはんが詰まった弁当を持参。昼食時には、一人ひとりに笑顔が広がった。
 
 森田彩音さんは「母は毎朝早起きしているので、すごい」、小林優子さんは「卵焼きを作ったけど、少しグシャっとなりました。母のは、ちゃんと丸まってきれいです」と、母親への感謝の気持ちを表していた。
 
 西山校長は、前日にサヨリやアジの揚げ物を作って詰めてきた。「生徒たちには、出来る範囲で、無理せず少しずつ作ってきてほしい。弁当づくりによって、自分にもできるという自信を育むことができればうれしい」と話していた。
 
 
写真=自分で作ってきた弁当を食べる生徒たち(3年1組教室で)

    

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