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両丹日日新聞2012年9月15日のニュース

脱サラして茶農家継ぎ12年目で「日本一」 井田さんが全国品評会で大臣賞

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 福知山市大江町二箇下の井田光彦さん(55)が、第66回全国茶品評会かぶせ茶部門で1等1席の農林水産大臣賞に輝いた。脱サラして茶農家を継ぎ12年目で悲願を達成した。

 かぶせ茶は、茶の木に黒い覆いをして直射日光を遮ってうまみを引き出す。
 
 品評会は8月末に静岡県であった。茶葉の形状、色合い、そして味の審査で、全国の茶どころから出されたかぶせ茶100点の中から、井田さんのものが満点200点の1等1席に選ばれた。
 
 かぶせ茶1等5人のうち4人が同じ中丹地域の人。顔なじみの仲間であると同時に、好敵手でもある。「その中に1等1席を4回とった人がいて、『いつか俺も…』と思いながらも、ずっとうらやましかった。ようやく取った」と喜びをかみしめる。
 
 常に虫が付かないように、とにかく見て回る。「ストレスを与えないように育てる。生き物だよね」
 
 茶畑は2・5ヘクタールほどあり、妻の公子さん(53)が一緒に作業する。「とても1人では無理。家族、農協、府や市の関係者、茶摘みを手伝ってくれる人たちみんなのおかげ」と周囲に感謝する。
 
 脱サラして実家の茶畑を継ぎ、副業のアルバイトもしながら生計を立てた。農業が軌道に乗ったのは5年ほど前。一途の目標をつかんだが、まだゴールは先。「1回だと、まぐれって言われるからなあ」と笑った。
 
 褒章授与式は11月17日に静岡県掛川市である。
 
 
写真=全国1等1席に輝いた出品茶を手摘みした(5月撮影)

    

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