WEB両丹

きょうあったいい話、夕飯までに届けます。京都府福知山市の情報を満載した新聞社サイト

タブメニュー

両丹日日新聞2012年9月13日のニュース

大江山を国の名勝に 福知山市教委が現地調査計画

0912ooeyama.jpg
 福知山市教育委員会は、国定公園に指定されている大江山連山を、国指定の名勝の候補地にするための現地調査を計画している。今年度は補正予算に事業費200万円を計上。2カ年で土地や歴史、伝説などを調べることにしている。名勝に指定されれば、国定公園と併せて広く大江山の良さを知ってもらえるきっかけになり、観光客誘致にもつながる−と期待している。

■文学と伝説の山がテーマ 観光客誘致などに期待■
 
 名勝は、景観が優れ学術的価値が高い庭園や公園、峡谷、山岳、河川などで、文化審議会の専門家の審議を経たうえで指定される。今年1月24日現在で369件(特別名勝を含む)が指定されている。府北部では宮津市の天橋立(特別名勝)、京丹後市の琴引浜、綾部市の照福寺庭園が指定を受けている。
 
 調査するのは大江山山系最高峰の千丈ケ嶽周辺。「文学と伝説の山 大江山」を主題に、複数の専門家からなる検討会を立ち上げ、調査計画策定のための山地の権利関係を調べるほか、名勝の指定候補地の範囲を決める。
 
 2年目は事業費300万円を計上する予定で、大江山の文学、伝説、民俗、歴史にかかわる現地調査をしていく。最終的に調査結果をまとめた報告書を国に提出し、候補地にしてもらう。
 
 大江山は2007年に国定公園に指定されており、名勝に向けての調査では、古くから伝わる鬼退治伝説や丹後風土記に残る山の記述などを詳しく調べていく。地元住民らからの聞き取り調査も進め、歴史的風土からみた大江山の景観についてまとめることにしている。両年度とも国からの委託金で進めていく。
 
 市教委では、将来大江山が名勝に指定されると、山の価値付けができ、雑誌などに取り上げられることで、今まで以上に観光客の誘致や地域振興にもつながっていく−と期待する。
 
 生涯学習課の八瀬正雄課長補佐(47)は「大江山は自然の美しさだけでなく、歴史や伝説があり、名勝の候補地としては申し分ない。今後大江山がどんな山か。良い面も悪い面も含めて調べていきたい」と話している。
 
 
写真=自然の美しさだけでなく歴史や伝説も残す大江山山系

    

[PR]



株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232

著作権

このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。

購読申込 会社案内 携帯版 お問い合わせ