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両丹日日新聞2012年9月10日のニュース

海外へ販路拡大目指せ 大江山で京都府地酒サミット

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 京都府内の酒米生産グループや蔵元らが集まり情報交換する第10回京都府地酒サミットが8日、鬼伝説が残る福知山市大江町仏性寺、大江山の家グリーンロッジで開かれた。蔵元ら約30人が集まり、酒米作りなどの事例報告を聞いたり、持ち寄った地酒を試飲したりして、販路拡大などについて模索した。

 毎年持ち回りで開いており、今年は大江で地酒・大鬼に使う酒米を生産する「大江で地酒を造る会」(大槻博路会長)が当番となり開催した。
 
 最初に基調講演があり、造る会の会員、井田一己さん(57)が、大鬼の米国・ニューヨーク(NY)などへの輸出や海外でのPR活動について話した。
 
 NYで著名なワイン雑誌に大鬼が取り上げられ、フルーティーな味わいとして海外でも好評を得ていたが、リーマンショック以来、経済が冷え込んでいるため売れにくくなっていることを説明。「国際的に評価を受けていることは大きな糧になっていて、今後海外もマーケットの一つとしてPRに力を入れていきたい」と述べた。
 
 大鬼製造のための酒米栽培地の一つ、大江町毛原の自治会長で、造る会の会員でもある櫻井一好さん(60)は、毛原の棚田での米作りについて話した。
 
 地区は少子高齢化で、農地を守ることが困難な状況だが、都会の人たちに農業体験をしてもらい、新規定住者も現れている現状を話し、「これまでのつながりを大切に、今後も情報発信していきたい」と述べた。
 
 このあと参加者が持ち寄った地酒6銘柄を試飲。それぞれを飲み比べ、味や香りなどを確かめて今後の地酒造りの参考にした。
 
 京都市伏見区の齊藤酒造の藤本修志取締役(62)は「日本酒は東南アジアで人気が高まっていて、海外への輸出も目指していきたい。試飲会ではいい酒が出されていて、酒造りの勉強になった」と話していた。
 
 
写真=試飲会で各地の地酒を飲み比べる参加者たち

    

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