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両丹日日新聞2012年9月 3日のニュース

倒壊家屋からの救出など大規模災害に備え、防災訓練に1000人

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 台風と地震による災害発生を想定した福知山市地域防災訓練が2日、猪崎の由良川河川敷を主会場に、市内各地域で開かれた。防災関係機関や自主防災組織の住民たちが救助、消火など様々な訓練を繰り広げ、大規模災害に対する備えをしっかりと身に付けた。

 主会場の河川敷には市、国、府、消防署、消防団、警察、企業などの関係者や住民ら約1050人が参加した。大型の台風の接近に伴う大雨で由良川の水位が上昇。さらに三峠断層を震源とするマグニチュード7・2の大地震が発生し、各地で甚大な被害が起きた−との想定で実施した。
 
 地震により倒壊したビルや家屋からの救出訓練では、消防署員や自衛隊員、警察署員らがはしごなどで負傷者を救出。また、猪崎自治会の住民たちもジャッキなどを使い、家屋の中からけが人を救い出し、担架に乗せて搬送するなどの訓練をした。
 
 倒壊現場での医療活動訓練や救出されたけが人に対して、治療の優先順位を決めるトリアージも行われ、その場で迅速な治療が進められた。
 
 このほか水防訓練では、住民たちが家屋浸水を防ぐため、ビニール袋に束ねた新聞紙を詰めて置いたり、プランターに土を入れ土のう代わりにして模擬家屋の周囲に積み上げた。
 
 水防訓練に参加した上荒河の井上泰之さん(56)は「身近なもので簡単に土のうが出来ることが分かり勉強になった。自分たちの住んでいる地域は長年水害に悩まされてきたので、水防対策は大切。いざという時に役立つよう訓練は必要です」と話していた。
 
■203自治会で自主防災訓練■

 市内の各地域でも自主防災訓練があり、全327自治会のうち203自治会が避難や初期消火などの訓練を繰り広げ、自分たちのまちは自分たちで守る−といった意識を高めた。
 
 
写真=地震で倒れた家屋から負傷者を救出

    

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