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両丹日日新聞2012年8月31日のニュース

伝統受け継ぎ練習に力 天田内などで八朔大祭に向け

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 福知山市の秋祭りのスタートを切る八朔(はっさく)大祭が9月2日、大江町内の3カ所で催される。天田内の元伊勢八朔祭礼練込保存会では、祭りを間近に控え、成人による奴行列の鳥毛回しや小中学生の囃子(はやし)の練習に力を入れている。

 大江の八朔大祭は明暦4年(1658)夏の大干ばつで稲が全滅寸前となった際に、天田内をはじめ、当時の河守郷13カ村が雨ごいをしたのが始まりとされる。天田内、内宮、二俣の3地区では伝統の祭りとして、9月の第1日曜日を中心に続けている。
 
 保存会では、8月20日から地元公民館で練習を開始。鳥毛回しは奴行列の最中に重さ約17キロの大鳥毛を空中に投げて受け渡すもので、奴は30−40代の男性10人が務める。練習では2人1組になって受け渡しを繰り返し、タイミングなどを確認している。
 
 小中学生の囃子は10人で大太鼓、小太鼓、笛を受け持つ。地区内だけでは人数が足りないため、4年前から天田内と隣の美鈴新区の子どもたちにも応援に来てもらっている。今年は3人が参加している。
 
 子どもたちは楽譜やテープの音を頼りに旋律を覚え、保存会役員の指導を受けながら、音合わせをしている。大太鼓を担当する大江中学校3年生の井ノ元太朗君は、今回が最後の囃子方になる。「これまで10回ほど祭りに参加しました。大鳥毛が振りやすいよう、ゆっくりと落ち着いてたたきたい。今年で最後になるのは寂しいです」と話している。
 
 31日夜には鳥毛回しと囃子の合同練習をする。祭り当日は午前11時に元伊勢外宮豊受大神社で祈願祭に臨み、午後1時30分から奴行列鳥毛回し練り込みをする。
内宮と二俣でも
 
 また内宮の八朔大祭は午前10時30分から、元伊勢内宮皇大神社で平安祈願祭をして、午後2時から鳥毛回し練り込みがある。このほか二俣では八朔祭礼として午前7時20分に外宮神社で練り込みを奉納。8時から地区内を練り歩き、9カ所で大鳥毛を回す。
 
 
写真=大鳥毛のそばで、囃子の練習をする小中学生たち(天田内)

    

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