WEB両丹

きょうあったいい話、夕飯までに届けます。京都府福知山市の情報を満載した新聞社サイト

タブメニュー

両丹日日新聞2012年8月25日のニュース

豊作祈る虫除け火行事 伝統守る大江町仏性寺3組

0825mushiyoke.jpg
 福知山市大江町仏性寺で24日夕、地区に古くから伝わる虫除けの火行事が営まれた。まきを燃やして、今年の豊作を祈った。

 大切に育てた農作物を荒らす害虫を火で追い払い、その年の作物の豊作を祈願する伝統行事。江戸時代に始まったとされ、毎年8月24日に行われている。
 
 昔は地区内の組ごとで営まれて、長い竹の先に松の束をくくりつけて何本も立てたという。近年は油を含んだよく燃える松の確保が難しくなったことや地区の人口減、高齢化などが原因で、とりやめる組が増え、今では如来院周辺の「3組」だけが続けている。たいまつにはせずに、雑木のまきを使う。
 
 日が暮れ始める午後5時30分ごろに住民6人が集まり、各家庭から持ち寄ったまきを如来院近くの道沿いに置いて燃やした。そのそばで組の長老、中嶋利春さん(85)の先達により、山手にある愛宕神社に向かって「時の声をあげましょう」「もう一声あげましょう」と唱えた。
 
 住民の藤原卓さん(77)は「地区は人が減るいっぽうで、途切れてしまうことも考えられるが、みんなが元気なうちは続けていきたい」と話していた。
 
 
写真=燃えるまきのそばで「時の声をあげましょう」と唱える住民たち

    

[PR]



株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232

著作権

このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。

購読申込 会社案内 携帯版 お問い合わせ