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両丹日日新聞2012年8月 2日のニュース

被爆体験者交え事前学習 高校生たちが広島訪問に向けて

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 5日に広島市で開かれる全国高校生平和集会などに参加する福知山、綾部両市の高校生4人が7月31日、広島原爆で被爆した福知山市多保市在住の芦田さん(86)を訪ね、事前学習をした。

 芦田さんは1945年8月6日、広島市の爆心地から約4キロ離れた三菱造船所に学徒動員され、軍需工場で人間魚雷の部品を生産中に被爆した。命はとりとめたものの、きのこ雲や黒い雨を目撃し、工場から小高い丘を超えて広島高等師範学校まで歩き、遺体で埋まった川などを目の当たりにした。
 
 高校生らが被爆地の広島、長崎を訪問するのは16年目。今回は、平和サークル「ふりそでの少女像をつくる会・みらいいろ」の4人が広島市に行く。
 
 事前学習は、被爆当時の広島市内の手書きの地図を張った部屋で行われた。4人それぞれが、現地で原爆の恐ろしさを知り、平和の大切さを次世代に伝える決意を語ったあと、芦田さんが「福知山には今、被爆手帳を持っている人が19人いる。年々亡くなられて、あの悲しいむごい実態が薄れてきている。若い人たちが平和をテーマに活動してくれてうれしい」と話した。
 
 広島訪問は4日から2泊3日の日程。全国高校生平和集会や原水爆禁止世界大会閉会集会などに参加する。さらに、芦田さんが被爆当時歩いたコースをたどる計画で、下見して被爆データ、地図、写真などを用意したふりそでの少女像をつくる会事務局の吉田・川口中教諭に説明を受け、コースの最終確認をした。
 
 
写真=芦田さん(右から2人目)を交え、広島訪問に向け事前学習する高校生

    

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