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両丹日日新聞2012年8月 1日のニュース

7月中に熱中症で40人を救急搬送 福知山市消防本部

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 猛暑が続く福知山市内で、熱中症で救急搬送される人が増えているとして、市消防本部は「体を動かす前にあらかじめ水分を取る」といった予防策を呼びかけている。

 消防本部によると、熱中症で救急搬送されたのは7月の1カ月間で40人(昨年同期比19人増)。年齢別の内訳は10代3人、20代1人、30代3人、40代5人、50代2人、60代7人、70代8人、80代11人。65歳以上の高齢者が半数を占め、なかでも草刈りなどを終えて自宅に戻ってから体調不良で救急車を呼ぶケースが目立つ。
 
 救急隊が駆け付けた際には、めまい、頭痛、嘔吐、手足のしびれなどの症状を訴えている。
 
 予防策は、28度を超えないような室温を保つ▽外出時は涼しい服装と日焼け対策▽体調が悪い時は作業は控える▽作業前、運動前に水分を取る▽こまめにスポーツドリンクなどの水分を取る。
 
 高齢者は、のどの渇きや暑さに対する感覚が鈍くなっており、特に注意が必要だという。
 
 熱中症になったときは、涼しい場所で衣服をゆるめ、安静にし、スポーツドリンクなどで水分補給▽体が熱い、皮膚が乾いている場合は、非常に危険なので、体を冷やす▽意識がないなど様子がおかしければ迷わず救急車を呼ぶ−などの対策を挙げていて、消防本部のホームページにも掲載している。
 
 消防本部は「8、9月もイベント、墓掃除、草刈りなど屋外で動くことがあるので、注意してほしい」と話している。
 
■「まさか自分が」 スポーツマンの男性、水飲んでいたのに■
 
 5年前に熱中症と診断されたことがある市内の男性(50)は、「息苦しくなり、本当にやばいと思った」と振り返る。
 
 男性は8月上旬、炎天下でソフトボールの試合にレギュラーで出場。守備は外野で、投手が打ち込まれ外野にもボールがよく飛び、走り回ったという。中盤になり、両足がつってしまい、テーピングをして試合を続行。2戦目もレギュラーで出場し、ホテルへ戻った。
 
 シャワーを浴びるため、浴室でテーピングを外したところ、「全身がつったような感じになり、息苦しくなった」。幸い、意識ははっきりしていたため、携帯電話があるところまで、はってたどり着き、チームメートに連絡し、合鍵を持ったホテルの従業員とともに駆け付けてもらった。車で病院へ連れて行ってもらい、2時間点滴を打つと楽になった。
 
 男性は試合中、こまめに水分を取っていた。しかし、初めのうちはスポーツドリンクを飲んでいたが味に飽きてしまい、水や茶に変えたという。
 
 医師からは「水分は取ったが、バランスが悪かった。塩分が足りなかったのだろう」と言われ、それ以後は試合前には塩や塩あめなどをなめ、試合中もこまめに茶や水、スポーツドリンクを飲むようにしている。
 
 男性は「ずっとスポーツをやってきたので、まさか自分がという気持ちでした。今は予防策を取っているので、熱中症にはなっていません」と話す。
 
 
写真=草刈りなど野外作業をすることが多い時期でもある。体を動かす前にも水分補給を

    

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