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両丹日日新聞2012年7月18日のニュース

KTRの経営再建へ沿線首長ら参加して検討会

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 赤字経営が続いている第三セクター・北近畿タンゴ鉄道(KTR)の経営再建策などを協議する北部地域総合公共交通検討会(座長・正司健一神戸大学大学院教授)の第4回会合が17日、福知山市篠尾新町の府福知山総合庁舎で開かれた。昨秋に結成された鉄道関係者らによる「チームKTR」からの提案を基に、増客策などを論議した。

 KTRは11年度末の経常赤字が8億円近くになり、過去最多となっている。全国の第三セクター鉄道35社のなかでも最大。このため、昨年4月に沿線自治体の首長や府、兵庫県、JR西日本関係者ら15人で検討会が組織され、昨年度内に一定の改善策を定める計画だったが、沿線自治体の首長本人の出席率が悪く、9月に開いた3回目以降、協議が中断した状態になっていた。
 
 その翌月に、府は「チームKTR」を立ち上げ、地域に愛される鉄道として存続・運営していくための方策を論議。専門家だけでなく、KTR社内、各地域からアイデアを集めた。
 
 今回の検討会には福知山や舞鶴、宮津、京丹後の各市長ら14人が出席。チームKTRからの提案として、今後10年間で約42億円を投資し、古くなった軌道、電気機器、車両関係などを改善する▽既存車両を改造しての魅力ある車両の導入▽車両と設備を分けて運営する上下分離方式での経営改善策などを報告した。
 
 福知山市民らでつくる「KTRアイデアポケット」からの提案としては、車両を独自のカラーリングで京阪神にアピール▽駅や車両のバリアフリー化▽地元のゆるキャラの活用や車両基地の見学会、運転体験▽大江高校へのCMやポスターの製作依頼などがあり、すでに実施分もあることを説明した。
 
 このあと出席者から、「京阪神から日帰りできるようにダイヤを見直し、環境に配慮した燃料を使ったSLを走らせて集客を」「魅力ある車両づくりに地元の人に参画してもらうことが大切」などの意見が出された。
 
■9月に中間取りまとめ■
 
 検討会ではこれまでに、ダイヤ削減、人件費の削減、運賃水準の見直しなどを協議しており、9月上旬に開く第5回検討会で中間とりまとめをする計画。今年度内に改善策を決める予定。 
 
 
写真=KTRの増客策について協議する出席者

    

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