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両丹日日新聞2012年6月 1日のニュース

がんの病巣を高精度で特定 京都ルネス病院に北近畿初の「PET-CT」

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 がんの早期発見、治癒を目指して先進的な取り組みを進める福知山市末広町の京都ルネス病院は、「PET総合画像診断センター」内に、最先端のがん診断ができる装置「PET−CT」を、北近畿で初めて導入した。PET(陽電子放射断層撮影装置)とCT(コンピューター断層撮影装置)で同時撮影し、患部を高い精度で特定できる。検査時間も半減され、受診者の体への負担が減るという。4日から稼働する。

■検査時間大幅に短縮 受診者への負担軽減■

 京都府は、全国の中でもがん検診の受診率が低い。このため同病院では、2005年に北近畿でいち早くセンターを建設し、PET装置を導入した。すでに使用していたCTなどと併用し、がんの早期発見につなげている。
 
 導入したPET−CTはフィリップス社製。がん細胞の活動状態や悪性度など生体機能を観察するPETと、がんの大きさや形など主に組織の形態を診断するCTが1つの装置に組み込まれているのが特徴。
 
 PETとCTの画像を重ね合わせることで、患部の形、大きさ、場所が一層正確に分かる。モニターに映る画像のノイズも減るため、検査の精度も高まる。1度の検査でほぼ全身の診断をできる。
 
 撮影時間はPETとCTを別々に使った場合は合わせて約40分かかるが、15分−20分程度に短縮される。安静にしている時間が減る分、患者らへの身体への負担が軽減される。
 
 装置はドーナツ状で、ベッドに仰向けに寝た患者らを穴に通して診断するが、開口径がPETやCTより10センチほど広い70センチとなり、解放感があるため、閉所恐怖症の人にも対応しやすいという。
 
 一日に診断できるのは、PETは最大9人だったが、PET−CTでは15人まで対応できる。
 
 同病院では「最新鋭の装置を導入したうえ、画像診断をして治療に役立つ適切なレポートを作成する経験豊富な放射線医師2人を配置しているのが強み。質の高い画像が得られ、利便性も高まる。昨年のPET診断実績は2100人で、このうち56%は他病院などからの依頼だった。検査を希望する場合、1カ月前には予約してほしい」と話していた。
 
 
写真=4日から北近畿で初めて稼働する「PET−CT」

    

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