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両丹日日新聞2012年5月13日のニュース

京都北部中核工業団地の用地分譲が難航、まだ1割

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 福知山市三和町の長田野工業団地アネックス京都三和(京都北部中核工業団地)が、完成後9年余りになるが、景気低迷などのあおりを受け、用地分譲が難航している。現在、工業用地のうち1割程度の3・3ヘクタールしか売れていない状態。行政関係者らで組織する京都北部中核工業団地企業誘致推進協議会は総会で、各地の誘致合戦に勝つための取り組みについて論議した。

 アネックス京都三和は、旧町時代に独立行政法人・中小企業基盤整備機構(旧地域整備公団)と府が総事業費約150億円を投じて整備し、03年3月に完成した。全体で72・1ヘクタール、工業用地は31ヘクタールある。
 
 さまざまな優遇措置、融資制度を設け02年12月から20区画の分譲を進めたが、当初進出したのは2社のみ。その後、購入しやすいように一部区画を分割し、現在は28区画のうち、6区画が売れた。このうち5社が立地、1社が今秋の一部稼働をめざしている。
 
 協議会は、関係者が相互連携を深めるために、中小企業基盤整備機構と府、市で1998年に設置。全国の多くの工業団地が企業誘致に苦戦を強いられるなか、打開策を練り、京阪神や舞鶴港へのアクセスの良さとともに、府の不動産取得税の一部免除、市固定資産税の3年間免除(昨年度から2年間は、東日本大震災被災企業のみ5年間)などの優遇制度をアピールしてきた。
 
 しかし、先行き不透明な経済情勢で、企業の設備投資を抑える傾向が続いている。
 
 9日に福知山市民会館で開いた総会には会長の松山正治市長、整備機構近畿本部の野田幹暢産業用地部長ら7人が出席した。
 
 松山会長は「市では産業振興を最重点課題のひとつに掲げている。北近畿をリードする魅力あるまちづくりに3者が一層連携を深め、1社でも多くの企業を誘致したい」とあいさつ。
 
 続いて、事務局が昨年度の事業を報告。527社の企業訪問をし、うち1社が立地を決め、3社が三和に進出を検討中で、5社から三和を候補地のひとつに考えているとの回答が得られたことを報告した。
 
 今年度は、一層の企業誘致活動、広報・宣伝活動、情報収集活動に力を注ぐことを決めた。具体的には500社を目標に企業訪問、1万社を対象にアンケート調査することなどを挙げている。
 
 このあとの意見交換では「府に、食品関係企業を中心に用地確保の問い合わせが増えているが、南部には民有地を除いて空き地がなく、北部への立地を勧めたい」「京都縦貫自動車道や新名神高速道路による渋滞解消で三和へのアクセスが良くなり、新たな企業進出に期待が持てる」などの話が出された。
 
 
写真=空き地が広がる工業団地

    

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