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両丹日日新聞2012年4月 8日のニュース

台風被害の窯が再び稼働 大江の舟越工房、8年ぶり火入れ

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 2004年の台風23号で被害を受けたあと、使われないままだった福知山市大江町波美、高齢者生産活動センター舟越工房の陶芸窯を使い、高齢者を対象にした陶芸教室が4月から始まる。「立派な道具があるのに、使われないのはもったいない」と、京都市内から福知山市大江町南山に移住してきた女性陶芸家、滝町幸さん(40)が開講を思い立った。約8年ぶりに工房の窯に火が入る。

 工房は、お年寄りたちが陶芸や木工・竹細工などが楽しめる施設。台風23号による水害で、床から約55センチの高さまで水がつき、電気窯2基と道具などが使えない状態になった。
 
 その後、室内はきれいになり、窯も修理されたものの、陶芸で利用する人はこれまでいなかった。
 
 滝町さんは09年夏に大江町に移住。自宅の農機具小屋を改装して工房を設け、陶芸活動をしている。自分の工房が出来る前、舟越工房に行き、作業場として借りようと思ったが、高齢者が対象と分かりあきらめたことがあった。その時に窯や道具がそろっているのに、利用者がないのは「もったいない」と感じ、60歳以上の人を対象にした陶芸教室を開くことを考えた。
 
 木工・竹細工で舟越工房を使う人は昨年度までいたが、それも利用がなくなり、工房内の道具類にはほこりがたまっていたため、滝町さんが掃除をしてきれいにした。窯での試し焼きも行い、教室開講の準備を整えた。
 
 教室は1カ月、3カ月の2コースを設定し、1カ月コースは4月4日から毎週水曜日、3カ月コースは同5日から毎週木曜日に開講する。
 
 工房を管理する市社会福祉協議会大江支所の奈良井直子支所長(48)は「長く使われていなかったので、活用してもらえるのはありがたい。今後、再び高齢者の活動拠点となればうれしい」と話している。
 
 滝町さんは「大学の通信課程で陶芸を教えていた時は、高齢の方も受講され、やっていくうちにどんどん元気になっていかれました。再開する工房では、好きなものを作る楽しさを味わえるので、ぜひ受講してほしい」と呼びかけている。
 
 受講の申し込み、問い合わせは滝町さん=電話0773(56)0122=へ。
 
 
写真=舟越工房で窯などを点検する滝町さん

    

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