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両丹日日新聞2012年3月31日のニュース

北部初の救命救急センター 京都府が福知山市民病院を指定

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 京都府は30日、福知山市の市立福知山市民病院など3病院を新たに救急救命センターに指定した。複数の診療科にわたる重症重篤な患者を含む、全ての救急患者に対して365日24時間体制で高度な救急医療を行う3次救急の医療施設で、これまでは京都市内にあるだけだった。

 指定されたのは、ほかに京都市の洛和会音羽病院、宇治市の宇治徳洲会病院。京都市内では現在、京都第一赤十字病院、京都第二赤十字病院、国立病院機構京都医療センターが指定されている。
 
■重症重篤急患にも高度医療 新棟建設し2014年度運用開始■
 
 通常の救命救急センターが20床以上となっているのに対し、福知山市民病院は府内初の「地域救命救急センター」としての指定で、10床以上となっている。
 
 府の補助を受けて福知山市厚中問屋町の現本館と立体駐車場の間に新棟を建設する計画。新年度に詳細を詰め、2013年度に着工、14年度の早い時期の運用開始を目指す。
 
 新棟は3階建てを想定。1階に処置室などを配置し、上階に病床などを整備する。
 
 課題は施設などのハード面より、人。医療スタッフの大幅増員が必要になる。例えば看護師は、現状でも不足しているため、一部病棟を閉鎖しているほど。救命救急センターを運用していくためには救急14人、ICU(集中治療室)28人が新たに必要となる。
 
 全国的に医療スタッフ不足が深刻な中での増員。これについて市民病院では「確かに増員は大変だが、救急医療を希望する医療スタッフが多いため、逆に救命救急に取り組むことで志の高いスタッフが集まりやすくなる」(森下恒年事務部長)としている。
 
 香川恵造院長は「医師は、国立病院から市民病院になった時が40人。それが今は70人になっている。これは救急医療に取り組み、医療機能が上がったことにより、医師の教育機関としても広く認められるようになったからだ。看護師でも同じことがいえる」と説明する。
 
 北部でも高度な医療を受けることができるようになることは、市民に大きな恩恵となる。それだけに病院への期待も大きくなり、香川院長は「使命の重大さに身の引き締まる思い。地域のみなさんに安心していただける医療環境にしていきたい」と話している。

■人工透析を拡充■

 新棟は救命救急に加え、人工透析のための設備を整備する。現在26床の設備があるが、フル回転に近い状態になっており、大幅に増やす。透析でも看護師を増員する計画。
 
 
写真=「地域のみなさんに安心してもらえる医療環境に」と決意を新たにする香川院長(右)ら

    

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