WEB両丹

きょうあったいい話、夕飯までに届けます。京都府福知山市の情報を満載した新聞社サイト

タブメニュー

両丹日日新聞2012年3月18日のニュース

犬のももちゃん(上):特製ユニホーム着て毎朝校門で児童見守る

0317momo.jpg
 福知山市夜久野町門垣の精華小学校(大槻多紀子校長)で、全校児童64人の登校を温かく見守り続けている犬がいる。「ももちゃん」と親しまれているこの犬は、現在16歳ほどの雄で、人間でいえば100歳近い。加齢のせいか、このところ体を壊すことがあり、動物病院に入院して姿を見せない日もあったが、児童の愛情に包まれて元気を取り戻し、雨の日も雪の日も校門で児童を迎えている。

 児童の登校時、交通事故などから守るため、地域住民の見守り活動が3年前から始まった。通勤・通学時間帯に交通量が増える学校前や近くの三差路では、上夜久野駐在所の協力を受け、「ももちゃん」と飼い主の稗田勢喜子さん(77)、井上允雄さん(73)、井上貞昭さん(71)、上田林一さん(62)が立っている。
 
 「ももちゃん」は、稗田さんが親戚から譲り受け、「桃太郎」と命名して育ててきた雑種犬。見守り犬になったのは、犬小屋が上夜久野保育園の通園路沿いにあり、園児たちにかわいがられて育ったのが縁だった。園児が卒園して精華小に進むこともあり、「園児に懐いている愛犬をぜひ見守り活動に」と、参加を申し出て4年になる。
 
 児童は午前7時45分ごろから次々に集団登校する。「ももちゃん」は、稗田さんが、古い交通安全旗などで作った特製のユニホームを着て現れる。雨が降るとカッパを着る。
 
 児童に慣れているせいもあり、おとなしく人懐っこい。見守りをするメンバーは「動物と触れ合う機会になれば」と、自前で持参したドッグフードを小分けして子どもたちに渡し、児童らはそれを手に乗せて与え、頭や背中をなでて「ももちゃん元気?」と声を掛ける。
 
 もうすっかり信頼関係が出来ており、かみついたり、ほえたりすることは一切ない。
 
 
写真=朝の登校時にももちゃんにエサをやる児童。右は飼い主の稗田さん
 
【関連ニュース】
 ・犬のももちゃん(下):児童の愛情伝わり病気乗り越える

    

[PR]



株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232

著作権

このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。

購読申込 会社案内 携帯版 お問い合わせ