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両丹日日新聞2012年3月 1日のニュース

中学校での武道必修化を前に体育教諭らが柔道の事故防止へ研修

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 4月から全国の中学校で武道が必修化される。福知山市立、私立合わせて10校では、9校が柔道、1校(六人部)が剣道を導入する。とくに柔道は事故につながる危険性が高いと専門家から指摘されており、市中学校体育連盟(藤井貴文理事長)は、北小谷ケ丘の桃映中学校で2月28日、柔道の安全な実技指導をめざしての研修会を開いた。

 文科省が2008年、中学校の学習指導要領を改訂し、12年度から体育の授業に武道を取り入れることにした。学校が柔道、剣道、相撲のうちどれかを選び、1、2年は必修、3年は球技との選択になる。武道の必修化は「生徒の礼を重んじる態度を育み、体力を向上させる」のが狙いで、設備の関係などから柔道を選ぶ学校が多いという。
 
 研修会には各校の体育科教諭ら10人が出席。DVD映像を通して、学校での柔道のクラブ活動や授業で、亡くなった中高校生が28年間で114人に上っていること、授業では柔道経験のない教師が指導にあたっている学校が大半という現状、初心者の生徒に頭部損傷が多いが、原因は受け身を十分に習得できていなかったことが多くを占めることなどを知った。
 
 さらに、柔道人口が多いフランスでは、指導するためには400時間近いカリキュラムをこなし、国家資格を取得することが義務付けとなっていることを学んだ。
 
 安全指導を徹底するための意見交換では「受け身の練習を徹底させ、試合をさせるとしても投げ技は禁止にするとか、特別ルールを考える方法もある」などと話していた。
 
 市中体連の片山哲朗会長は「柔道はクラブ活動をしている学校があり、市内ではこれまでも学校裁量で体育の授業に取り入れているところが多い。しかし、現状では指導経験が浅い体育科教諭がほとんど。一昨年に実技講習会を開いたが、新年度早々に市教委の支援を受けてさらに実技講習をし、事故防止に努めたい」と話していた。
 
 市内の中学校で、武道の授業をするのは年間10時間程度の予定で、秋から冬にかけて取り組む学校が多いという。
 
 
写真=DVD映像を見て柔道の安全な実技指導について学ぶ体育科教諭ら

    

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