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両丹日日新聞2012年2月23日のニュース

サル山花火事件:少年5人を書類送検 償いに清掃奉仕

 今年1月3日、福知山市猪崎、市動物園の「猿ケ島」に大量の花火が投げ込まれ、サルがやけどなどを負った事件で、京都府警本部少年課と福知山署の合同捜査班は23日、動物愛護法違反と器物損壊、軽犯罪法違反の疑いで、福知山、綾部両市の高校生を含む少年5人(いずれも18歳)を京都地検舞鶴支部に書類送検した。

 同署によると、1月22日−24日までに全員が出頭。少年5人は「遊び心でやったが、あまりにも事件が大きくなって、たいへんなことをしたと思った。もうやりません」と反省しているという。
 
 1月14日には、市動物園の二本松俊邦園長の自宅に無記名で謝罪文を投函していた。
 
 その後、少年らの意向により、同署で二本松園長に直接謝罪。これに対し、二本松園長は「私にではなく、サルに対して償ってほしい」と話し、市動物園が休館日の今月15日に、猿ケ島周辺の清掃活動をさせたという。
 
 5人は1月3日早朝、猿ケ島の高さ2メートルの柵を乗り越えて侵入。持参した花火をサルに向けて発射するなどし、26匹いるサルのうち雄ザル1匹の顔などを負傷させた。
 
 少年5人は遊び仲間で、以前から猿ケ島に小石を投げ込むなどのいたずらをしていた。事件当日は、5人で酒を飲んでおり、その勢いで犯行に至ったという。
 
■「自ら名乗り出てくれたのが救い」と二本松園長■

 二本松園長は「自ら名乗り出てくれたことが救い」と話し、サルたちに謝り、償いの清掃も真面目にした少年たちを「反省しているようだった」という。
 
 その上で「人を泣かすようなことはいたずらじゃない。絶対にしたらあかん」と厳しくいさめ、「今回のことで勉強し、これからはもっと良いことをしてほしいと伝えさせてもらった」と、少年たちの今後に期待した。
 
 花火でやけどを負ったサルは、被害後に様子がおかしくなったが、次第に落ち着き、今は普通にエサを取りに来るようになるまで回復。関係者たちは胸をなでおろしている。

    

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