WEB両丹

きょうあったいい話、夕飯までに届けます。京都府福知山市の情報を満載した新聞社サイト

タブメニュー

両丹日日新聞2012年2月11日のニュース

昨年終了の大江町毛原・棚田農業体験ツアー 成果途切らすなと新体制で継続

0207tanada.jpg
 日本の棚田百選に選ばれている福知山市大江町毛原で、長く続けられてきた棚田農業体験ツアー。実行委員会の中心となる毛原自治会住民の高齢化などが原因で、昨年の第15回で終了としていたが、これからも地域を元気にするためにと、住民らが発起人会をつくり、地域外からも実行委員やスタッフを募集し、新たな体制で続けていくことにした。

 ツアーは都会の人たちと地元住民の交流を目的に、1997年に始まった。住民と「大江で地酒を造る会」などのまちおこし団体が実行委員会をつくって実施。都会の人たちに、棚田で田植えや稲刈りをして毛原の良さを味わってもらうのを目的に行い、毎年多くの人たちが参加、農作業の指導をする住民との交流も生まれ、地域の活性化につながっていた。
 
 全国の農山村地域では、担い手不足などの影響で農地の荒廃が進み、集落の自治組織が崩壊している。毛原でも例外ではなく、人口減と高齢化の波が押し寄せ、マンパワーが不足し、ツアーを続けていくことは困難と考え、昨年で終わりとした。
 
 しかし、ツアーでの農作業は荒廃農地の利活用になり、ツアー参加者の中から、新規定住者が出るなど、一定の成果を生んできた。このため、これまでツアーにかかわってきた実行委のメンバー8人が1月23日に発起人会を開催し、新たな体制をつくり、続けていくことを決めた。
 
 実行委員は、ツアーについての協議や企画などをボランティアとして進めていくが、このほかにツアー当日の準備や進行、後片付けなどを担当するスタッフを募集する。
 
 発起人会では田植え、稲刈りのほか、そば・キノコ栽培講習会などの事業も考えており、新たに加わる実行委員やスタッフのアイデアも期待している。
 
 3月1日夜には、地元公会堂で第1回実行委員会を開く。発起人会のメンバーの櫻井一好さん(60)=毛原在住=は「これまでツアーを続けてきたことで、地域が元気になれた。今後は新しい委員やスタッフも一緒になり、楽しく取り組めるような企画を考えて盛り上げていきたい」と話している。
 
 実行委員、スタッフの申し込み、問い合わせは櫻井さん=電話(56)0951=か、市役所大江支所地域振興係=電話(56)1102=へ。締め切りは2月25日。
 
 
写真=ツアーには毎回多くの人たちが参加している(昨年9月の稲刈り)

    

[PR]



株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232

著作権

このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。

購読申込 会社案内 携帯版 お問い合わせ