WEB両丹

きょうあったいい話、夕飯までに届けます。京都府福知山市の情報を満載した新聞社サイト

タブメニュー

両丹日日新聞2012年2月 5日のニュース

駐屯地前の市道拡幅 自衛隊桜を伐採し2世を植栽

0202kieitaimae.jpg
 福知山市天田の陸上自衛隊福知山駐屯地正門前付近を通る市道菱屋堀線の拡幅工事が、着々と進められている。工事は今年度末の完了を目指しており、設計、用地買収費などを含めた事業費は、約4億円の見込み。名物の桜を植え替える。

 国道9号と西小谷ケ丘などを結ぶ道路。工事は425メートル区間で実施している。
 
 峠のような上り下りの勾配が急な坂道で、駐屯地正門付近が最上部となっている。旧道は車道の幅員が5・5メートルほど、側溝や路肩を入れても6・5メートル程度と狭く、勾配が急なため、最上部では下る前方が見えないなど安全面で課題があり、改善することになった。
 
 工事では、主に住宅側に道幅を広げ、駐屯地側に歩道を設ける。坂道の最上部は正門前付近から国道9号方向へ15−16メートルほど移動。車道幅は6・5メートル、歩道は幅2・5メートル以上を確保する。勾配も緩やかにする。

■極楽坂の古木14本 移植は断念■

 工事が行われている付近の道路は、正門前から国道方向が「極楽坂」、反対方向が「地獄坂」の愛称がある。極楽坂には桜(ソメイヨシノ)の古木が並び、市民や隊員から桜の名所として親しまれてきたが、工事に伴い、この桜14本を伐採した。
 
 工事により、極楽坂は従来の桜並木の部分よりも道路部分が低くなり、桜を移設する必要があったが、大木で、掘り返して移植してもうまく根付かない恐れがあることから、切ることになったという。
 
 しかし、市民や隊員らからは「二十連隊の桜」「自衛隊の桜」「極楽坂の桜」などと親しまれていることから、この桜から取り木や挿し木で2世の苗を育て、これを道路沿いなどに植えることにした。初代は1898年(明治31年)に植えられ、1950年ごろに植え替えられた。現在の桜は60年ほど経っていた。
 
 現在、市都市緑化植物園で育てていて、2月末ごろから植える予定。
 
 
写真=改良工事が進む市道菱屋堀線。右の高い部分が旧道

    

[PR]



株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232

著作権

このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。

購読申込 会社案内 携帯版 お問い合わせ