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両丹日日新聞2012年1月27日のニュース

駐在さんが機転で餅詰まらせた女性救う

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 福知山市三和町、菟原駐在所の山内貴宏巡査(27)が昨年暮れ、餅をのどに詰まらせた女性に適切な応急処置をして命を救った。これまでから地域の安心・安全のため、ひたむきに働いてきた山内巡査。この一件で、地域の人らの信頼はさらに厚く、絆が強くなった。

 昨年12月28日、駐在所管内に住む女性(75)が、自宅で親戚ら4人と毎年恒例の餅つきを楽しんでいた。一つ食べてみようと、つきたての餅を口に運び、いすに座ったとたん、餅がのどに詰まった。
 
 見るみる青ざめていく女性を見て、親戚の人たちはパニック状態に。119番にかけるつもりが、誤って110番通報してしまった。
 
 ところが、たまたま山内巡査が現場近くをパトロールしており、通報を受けて急行。すぐ現場に到着したが、女性は呼吸ができず、すでに意識が無かった。
 
 危険な状態にあると判断した山内巡査は、いつか役に立てばと、知り合いの消防署員に聞いたりして独学で身に付けていた異物除去法を実践した。
 
 すると女性は、のどから餅が取れて呼吸できるようになり、うっすら意識が戻った。と同時に、あばら骨が折れていたため胸部に激痛が走った。山内巡査は女性の手を握り、「大丈夫ですよ」と声をかけ続けた。
 
 女性は「あの励ましがあったからこそ、痛みにも耐えることができました。骨折はしましたが、山内さんがいなければ、いま私はここにいません。本当に命の恩人です」と喜ぶ。
 
 病院を退院した翌日の6日には、駐在所へ出向いて感謝の気持ちを伝えた。
 
 山内巡査も「こんなに早く回復されるとは思っていませんでした。助けることができて、本当によかった」と笑顔で迎えた。
 
 25日には女性が再び駐在所を訪れ、山内巡査が市消防本部から受けた感謝状を見ながら談笑した。人命救助が結んだ2人の交流が続いている。
 
 
写真=感謝状を手にする山内巡査

    

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