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両丹日日新聞2012年1月13日のニュース

火の用心の拍子木を手に夜回り5年 報恩寺の平石幸一さん

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 火事が起きないようにと、福知山市報恩寺の平石幸一さん(75)は、ほぼ毎夜、拍子木を打ちながら地域を歩き回っている。「カーン、カーン」と高い音が闇夜に響く。「交通事故に遭わないように気を付け、体が続く限り頑張りたい」と朗らかに話す。

 勤めながら地域のために懸命に活動する市消防団佐賀分団員の姿を見て、「家にいる自分に何かできることはないか」と考え、拍子木を打ち鳴らし、火の用心を呼びかけていくことにした。5年ほど前から始め、近所の人も手伝っている。
 
 夏は近くの教会の鐘が鳴る午後6時ごろから、冬はもう少し遅くから始め、約30−40分かけて歩き、ところどころで拍子木を打つ。こういった夜回りは、「火の用心、マッチ一本火事の元」と呼びかけていた子どものとき以来。
 
 今は拍子木を打ち鳴らすだけだが、地域を回っていると、音を懐かしんだり、「ご苦労さん」と声をかけてくれる人がいて、それを励みに続けられているという。
 
 拍子木は地元の大工さんに作ってもらい、夜道は危ないからと反射材付きのベストをもらうなど「みんなが協力してくれた」と感謝し、「音を聞いて、一人でも火事を起こさないように思ってくれれば」と期待する。
 
 タケノコ掘りを長年続けていて足腰は丈夫。「歩くことは体に良い。冬は手袋をしていても手が冷たいけど、体は温かい。風邪を引かんようになった」という。
 
 8日に厚生会館で開かれた市消防出初め式では、消防活動協力表彰として消防長表彰を受けた。
 
 
写真=「体が続く限り頑張る」と話す平石さん

    

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