WEB両丹

きょうあったいい話、夕飯までに届けます。京都府福知山市の情報を満載した新聞社サイト

タブメニュー

両丹日日新聞2012年1月 8日のニュース

古里で第二の人生(下):自治会長として奮闘

0101ikebe.jpg
 「つよっちゃん」と昔の呼び名で呼んでくれる仲間がいる古里へ戻ってきて約4年。池部剛さん(66)=上荒河=は父母や高校生まで自身が世話になった地元への恩返しのため、自治会長として地域のまとめ役を担う。

 1964年3月に福知山高校卒業後、生まれ育った古里を離れ、京都大学に進学し、住友化学へ入社。大阪本社と東京本社を行き来し、60歳まで勤めた。その後、大阪のグループ会社で役員をした。
 
 「いずれは福知山へ」という親の期待や自身の決意は胸の奥にあったが、父の死や母の介護をきっかけに帰福を決断。東京などの仲間から「本当に帰るのか」と驚かれたが、「長男としての務めだろう」と抵抗なく受け入れた。
 
 幸いに妻・芙美子さんは高校時代の同級生。ひと足早く、芙美子さんが帰り、母の世話をしてくれていた。自身は2007年に居を移した。
 
 都会は確かに便利で、さまざまな講座が受けられるなどうらやましいと思う。しかし、「身構えないといけない」。反対に古里では「自然に囲まれて空気をいっぱい吸い、手足を伸ばして自由に動き回ることができる。『隙間がある生活』というのか、息が詰まらないところが良い」という。
 
 現役時代は、盆と正月には家族で帰省し、組の新年会には時々、父親の代わりに出席していて見知った人ばかり。昨年から自治会長を任され、地域の行事や防災関係など忙しい毎日を送り、地域の知らなかった人とも顔見知りになった。ほとんど行く機会がなかった市役所にも週2回は通う。
 
 都会では自分の出身地をいうとき、「京都府」というと雅な世界を想像されるため、京都の北部ということを伝えるためにあえて「京都県の福知山出身です」と冗談を言っていた。
 
 そんな頃を懐かしみながら「京都府福知山市」で毎日を暮らす。
 
 
写真=自治会の仕事を通じて顔見知りが増えてきた
 
【関連ニュース】
 
 ・古里で第二の人生(上):旧友と写真撮影楽しむ
 
 ・古里で第二の人生(中):還暦野球に汗流す
 
 ・古里で第二の人生(下):自治会長として奮闘

    

[PR]



株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232

著作権

このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。

購読申込 会社案内 携帯版 お問い合わせ