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両丹日日新聞2011年12月27日のニュース

飲食店で男性が窒息・心停止 居合わせた看護師が命救う

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 福知山市消防本部は26日、人命救助に大きな功績があったとして、綾部ルネス病院の看護師、姫野絵梨さん(32)=西小谷ケ丘=に感謝状を贈った。市内の飲食店で心停止状態になった男性に応急処置をして、命を救ったことが高く評価された。

 姫野さんは子ども2人と市内の飲食店に出かけた今月7日、斜め前の席に家族といた男性(66)が、食べ物をのどに詰まらせて苦しんでいる姿を目撃した。
 
 妊娠中だったため、初めは声をかけるのをためらったが、男性の容態が悪くなる一方だったため、勇気を出して行動に移した。
 
 まず周囲に看護師であることを説明。男性の状態を観察したところ、すでに心停止状態だったため、床に寝かせて胸骨圧迫(心臓マッサージ)を開始した。
 
 間もなく救急隊が到着し、器具を使用してのどの食べ物を除去。姫野さんの適切な応急処置により、市民病院へ搬送される途中には、自分の名前が言えるほど意識は回復していたという。
 
 市役所2階の消防本部にある消防長室で行われた贈呈式では、横山泰昭消防長が姫野さんに感謝状を手渡し、その功績をたたえた。
 
 当日、飲食店に駆けつけた救命救急隊の小笠原法明隊長(34)は「異物をのどに詰まらせて窒息すると、1、2分で心臓が止まってしまう。救急隊員が現場に到着するまでに5分はかかるため、この空白の3分に胸骨圧迫する意義は大きい。今回も血液の循環が保たれ、助けられたのだと思います」と感謝していた。
 
 いったんは心停止にまで陥った男性だが、現在は後遺症もなく順調に回復。元気に退院できる日も近いという。
 
 姫野さんは「男性が意識を取り戻したことを知って、よかったという気持ちでいっぱいです」と喜ぶとともに、「お正月はお餅などを食べる機会も多いと思うので、不測の事態に万全の備えをしておいてほしい」と話していた。
 
 
写真=感謝状を受け取る姫野さん

    

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