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両丹日日新聞2011年12月10日のニュース

ハート模様の花の種を被災地に 精華小がメッセージ添え送る

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 ハート模様が特徴のフウセンカズラの種を、福知山市夜久野町門垣の精華小学校(大槻多紀子校長、64人)の児童たちが東日本大震災で被災した岩手県大船渡市の小学校へ近く送る。みんなで育てて今秋収穫したもので、早期の復興を願って心を込めて書いたメッセージを添え、被災児を励ましたいという。

 春に種をまき、夏に白い小さな花を咲かせ、その後、ホオズキのような風船状の実を付けるフウセンカズラ。実の中には球状の種がたくさん入っている。大槻校長が昨春に赴任した際、全校児童に配り、その後、地域にも栽培の輪が徐々に広がっている。
 
 「あなたとともに」という花言葉を持ち、種のハート模様が温かみを感じさせ、昨年は地元の老人ホームにも届け喜ばれた。
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 今年は、3月の東日本大震災で、児童がおやつを我慢して被災児に義援金を送る取り組みをし、同校教諭が被災地でボランティア活動をしたことなどから児童の関心は高く、人権月間の活動として、種を被災地へ送ることにした。
 
 児童や地域の人らが一人ひとり「だいじょうぶだよ。がんばって」「早く元のような生活が送れますように心から祈っています」「だんだん寒くなりますが、風邪を引かないように体を大切にしてください」などとメッセージを書いた。
 
 種を「ラッキー7」にあやかって7粒ずつ小袋に入れたものを組み合わせて準備。生徒会本部児童4人が中心になって取りまとめ、8日には被災地の教室に掲示してもらう同校の学校行事の写真入りの掲示物も作成した。
 
 送付するのは甫嶺小学校。津波で校舎を失ったり、一部の児童が家族や親戚を亡くした甫嶺、越喜来、崎浜3校の児童が合同で授業をしており、児童数は合わせて106人という。14日に発送する予定。
 
 児童会長の6年、衣川凪紗さん(12)は「大震災の様子をテレビで見ましたが、私たちが想像できないぐらい大変だったと思います。こうやって手紙を書くことぐらいしかできないけれど、心から応援しています。種をまいて栽培するのが難しければ、お守りとして身近に置いてもらえればうれしい」と話していた。
 
 
写真=発送に向けて準備をする児童会本部役員とハート模様が特徴の種

    

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