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両丹日日新聞2011年11月29日のニュース

日本の林業を女子の力で 丹州木材組合など女子会招きトーク

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 衰退する日本の林業を女子の力で盛り上げようというグループが京都府にある。大学生ら有志で昨夏に結成された「林業女子会・京都」。26日、福知山市猪崎の市三段池公園総合体育館第1会議室で開かれた映画「森聞き」上映会に合わせて岩井有加代表がゲストとして訪れ、裾野の広い林業に女子ならではの視線を注ぎ、林業を再活性化させたい、との思いを語った。

 岩井さんは京大大学院修士課程の学生。大学入学後、林業を学ぶサークルに入会した。ここで高齢化や後継者不足で日本の林業が厳しい局面を迎えていることを知り、林業を愛する女子同士のネットワーク作りをめざし、意気投合した有志らと昨年7月、グループを立ち上げた。現在、府南部を中心に学生、建築士、木工家ら約30人が入会している。
 
 ゲストトークは、岩井さんが伊東木材(立原)の伊東和哉専務の質問に答える形で進めた。伊東専務が、遠いようで身近な存在の林業の間口を広げようと頑張る林業女子会が、全国の林業従事者のなかでは有名なグループになっていることを紹介した後、活動内容や今後の目標などについて尋ねた。
 
 岩井さんは、暮らしのなかで林業を応援していくのがグループの趣旨とし、月1回、林業とかかわる女性や木のぬくもりのあるカフェなどを載せたフリーペーパーを発行し、全国的に被害が広がるナラ枯れ問題など林業を知る「林業カフェ」の開催や伐採体験会を開いているといった取り組みを説明。京都での結成を機に、静岡や岐阜でも林業女子会が設立されていることに触れた。
 
 「今はまだグループの存在を知ってもらう段階。年齢や職業を問わず会員を増やしていきたい」と語った。

 上映会は、NPO京都・森と住まいの百年の会、京都丹州木材協同組合の主催。ゲストトークなどのあと、高校生が日本各地の山村で活躍する森の名人に聞き書きする姿を収めたドキュメンタリー映画「森聞き」が上映された。
 
 林業女子会・京都のフリーペーパーは、福知山市内では伊東木材に置いている。
 
 
写真=活動内容の紹介をする岩井代表

    

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