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両丹日日新聞2011年11月24日のニュース

福知山マラソン:長い坂も耐えて完走 宮城の中里さん「震災前の自分に戻る挑戦」

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 「震災前の自分に戻れたような気がした」。東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県仙台市宮城野区の自動車部品販売会社役員、中里季弘さん(42)はゴールした瞬間、こう感じた。

 福知山マラソンは3回目。すべて完走しているが、今回の出場は特別な思いがあった。
 
 3月の大震災で中里さんの自宅は半壊。自身や家族にけがはなかったが、2週間近く避難所生活を強いられた。自社で採用予定の38歳の女性が父親を救出しようとして津波にのまれ亡くなった。
 
 今年の福知山マラソンへの出場は、震災前の「自分を取り戻す」ための挑戦で、「がんばろう宮城」の文字をデザインしたTシャツを着て走った。
 
 24キロ地点で右足がつり、30キロあたりでくじけそうになった。だが、沿道からの「宮城頑張れー」の声援がゴールへの後押しになった。残り1キロの長い坂道も耐え抜けた。
 
 記録は4時間34分48秒。走っている途中、避難所での生活が頭をよぎったという。「被災地では、まだ立ちあがろうという思いになれない人が多く、そういった人たちにマラソンでの頑張りを示すことが出来たのでは。来年もぜひ参加します」と力強く語った。
 
 
写真=「がんばろう宮城」のTシャツを着て、完走した中里さん
 
【2011年福知山マラソン関連】
 ・福知山マラソン:フル、ファンランに9695人
 
 ・福知山マラソン:フル初挑戦の行場竹彦選手が2時間25分39秒で優勝
 
 ・福知山マラソン:長い坂も耐えて完走 宮城の中里さん「震災前の自分に戻る挑戦」
 
 ・福知山マラソン:パラリンピック選考の盲人選手権は和田選手が1位
 
 ・福知山マラソン:折返し地点の二箇下地域 おにぎり、汁粉でランナーに元気提供
 
 ・福知山マラソン:安全第一に関係車両が運行リハーサル
 
  ・福知山マラソン:三段池会場の準備着々
 
 ・福知山マラソン:本番を前に清掃奉仕 商議所女性会
 
 ・福知山マラソンの看板設置始まる 駐車場など案内
 
 ・福知山マラソン:自衛隊と実行委が支援協定
 
 ・福知山マラソン:3大都市大会と競合も根強い人気で9501人エントリー
 
 ・福知山マラソン:練習の成果確認にコースを試走
 
 ・福知山マラソン:日本陸連がコースの公認を更新
 
 ・福知山マラソン:東北3県のランナーは参加費免除 
 

    

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