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両丹日日新聞2011年10月31日のニュース

大江山の鬼も主役に 催し多彩、国文祭が開幕

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 国民文化祭・京都2011が29日に開幕した。各都道府県持ち回りで開催される国体の文化版。11月6日まで府内各地で様々な催しが繰り広げられる。福知山市では初日から日本「鬼文化」交流祭典があり、酒呑童子に代表される鬼を様々な角度から楽しんだ。

■金剛流宗家が能上演 夢枕獏さんらのトークも■
 
 交流祭典の一つとして、29日は厚生会館を会場に鬼シンポジウムが行われた。人気作家の夢枕獏さんらがパネルトークをし、金剛流の宗家による能「大江山」が上演された。
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 夢枕獏さんは陰陽師、安倍晴明などを主題に次々とベストセラーを生み出している人気作家。複数の人と登壇して語るパネルトークで、純情な平安時代の鬼を語り、「もののけ、ばけものの『もの』は日本人が考える鬼の原点。神と鬼の分かちがたいものの原点。これからも『もの』にこだわって物語を書いていきたい」などと話した。
 
 続いての能上演は、ご当地ものの「大江山」。シテの酒呑童子と鬼神を、重要無形文化財総合指定保持者で金剛流宗家の金剛永謹さん、ワキの源頼光を福王流宗家の福王茂十郎さんが務めるなど、そうそうたる顔ぶれで演じられた。
 
 演じられる機会の少ない演目だが、「舞金剛」と呼ばれる金剛流ならではの優美な舞、朗々とした謡が観客の心をつかみ、茂山千三郎さんによる合狂言もあり、能の魅力をたっぷりと堪能できる舞台となった。
 
 
写真上=優美な世界が繰り広げられた能「大江山」
写真下=「鬼はしいたげられ、悲しみを背負ってきた人々のこと。鬼の歴史はまだ終わっていない」と話す夢枕獏さん
 
【関連ニュース】
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