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両丹日日新聞2011年10月 5日のニュース

大江山・鬼博物館で「水木しげるの鬼たち」展

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 丹後天橋立大江山国定公園内の福知山市大江町仏性寺、日本の鬼の交流博物館で、秋季特別展「水木しげるの描く鬼たち」が4日から始まった。怖い鬼や神のように祭られる鬼などを、漫画家の水木しげるさんがアレンジして描いており、独特の世界観を楽しむことができる。11月30日まで。

 第26回国民文化祭の市内開催種目「日本『鬼文化』交流祭典」のイベントの一つ。水木さんの「鬼」だけに焦点を絞った全国初の展示会となる。
 
 「ゲゲゲの鬼太郎」などで知られる水木さんは、1922年鳥取県境港市に生まれた。幼児期や第二次世界大戦中に体験した奇妙な出来事から影響を受け、絵巻物や民俗学などの知識に基づき、さまざまな妖怪たちを描いてきた。
 
 今回の展示作品は37点で、全てカラー。一つずつ解説が添えられている。さまざまな悪をばらまくという「悪鬼」、室町時代の「百鬼夜行絵巻」にも描かれている器物に霊が宿った「付喪神」など、多彩な鬼の絵を見ることができる。
 
 中には、全国各地に伝わる来訪神を描いたものもある。その一つ、怠け者の皮を剥(は)いで食べるといわれる、秋田県に伝わる「生剥」(なまはげ)をテーマにした作品は、2匹の大きな鬼が人々の住む家を訪れた場面を描いており、臨場感が伝わってくる。
 
 このほかにも、子どもを脅かし主人から礼をもらう石川県の「アマミハギ」、泥をつけられた人は健康になるとされる沖縄県の全身が泥などで覆われている「パントゥ」(パーントゥ)など、各地の来訪神の違いも楽しめる。
 
 塩見行雄館長は「水木ワールドを存分に楽しんでもらえると思います。各地で伝説として残っている鬼たちに思いを馳せてもらえたら」と話している。
 
 開館時間は午前9時から午後5時(入館は4時30分)まで。月曜日と祝日の翌日は休館(ただし10日は開館、11日は休館)。入館は有料だが、11月19、20両日は「関西文化の日」のため無料。
 
 
写真=水木さんの世界観を堪能できる作品37点が並ぶ

    

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