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両丹日日新聞2011年10月 1日のニュース

江戸時代の鷹狩りを描く16mの絵巻物 福知山城で展示始まる

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 鷹を使った狩りの様子を描いた絵巻物の展示が1日から、福知山市内記一丁目の福知山城(市郷土資料館)で開かれている。江戸時代の狩野派絵師の作品で、大勢で鷹狩りをする情景が細かく描かれている。両丹日日新聞社など後援。

 絵巻物は朝暉会(旧福知山藩士の会)が所有。「山鷹御鹿狩」「春」「夏」「秋」「冬」の5巻あるが、今回は4巻を展示している。
 
 絵師の狩野常信の直弟子、片山養和が常信の原画を模写した「粉本」で、1674年(延宝2年)−1725年(享保10年)にかけて描かれたとされる。
 
 各巻は幅約50センチ、長さ約16メートル。「山鷹御鹿狩」は修復が終わったことから、巻き物全体にわたり展示している。
 
 鷹狩りは軍事演習の一環として行われていたようで、絵には藩の大勢の人たちが狩りに向かい、現地でイノシシやキジなどを捕えていく様子を描く。「勢子」と呼ばれる獲物を追う役の人や鷹を手に止まらせる人物、キジを追う鷹の姿なども色を付けて描いている。
 
 他の「夏」「秋」「冬」の3巻は部分的な展示だが、四季折々の美しい情景を見ることが出来る。残りの1巻「春」は傷みが激しく展示していない。
 
 このほか福知山藩主だった朽木家の6代綱貞、8代昌綱、10代綱方による鷹の図18点も展示。松や梅などに止まったり、獲物を追ったりする精悍な鷹が描かれている。
 
 福知山城には鷹を飼っていた鷹部屋があり、この地方でも鷹狩りが行われていたとされることから、江戸時代の鷹狩りの様子を知るうえで貴重な資料となっている。
 
 11月17日まで展示。開催時間は午前9時から午後5時(入館は同4時30分)まで。
 
 
写真=「山鷹御鹿狩」の絵巻物と歴代藩主の鷹の図

    

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