WEB両丹

きょうあったいい話、夕飯までに届けます。京都府福知山市の情報を満載した新聞社サイト

タブメニュー

両丹日日新聞2011年9月30日のニュース

6月の「凍結」から一転 市議会が交流プラザ建設促進決議を可決

0930gikai.jpg
 6月に福知山市議会が建設の凍結決議をした仮称・市民交流プラザふくちやまを巡って、建設推進派の議員が、29日に再開した市議会9月定例会本会議に「仮称・市民交流プラザふくちやまの凍結解除と建設促進を求める決議」を提出し、賛成多数で可決された。建設計画は一時ストップしていたが、これを受けて、建設を計画する市は、当初の予定通り2014年度のオープンに向けて準備を進める。

 交流プラザは、図書館を核とする4階建ての複合施設で、市が福知山駅北側に約28億円かけて建設する計画。今年度当初予算に7710万円の設計費を計上したが、6月議会で、建設の凍結決議が13対12の賛成多数で可決された。
 
 建設促進決議案は提出議員が市街地の活性化に寄与することや有利な財源を充てていることなどを挙げ、凍結解除と建設の促進を求めた。
 
 討論では凍結派の議員が、下水道事業の施設や管きょなどに多額の事業費がかかること、土地区画整理事業の赤字などを挙げ、「将来の財政負担が深刻だ」などと強調。建設推進派の議員は「地域活性化の起爆剤になると期待される」「検討を重ねた計画を、途中で放棄することを市民は願っているか」と主張した。
 
 採決では、6月議会の凍結決議に賛成した議員のうち1人が「ランニングコストは危惧しているが、行政破たんが懸念されていた篠山市を視察し、行政と市民が一体となって取り組まれている内容に触れ、安心した」との理由から今議会では態度を変え、13対12で建設促進決議が可決された。
 
 また、住民から提出された「早期建設と更なる充実を求める請願」も13対12の賛成多数で採択された。
 
 一方、「建設の是非を問う住民投票条例の制定を求める請願」は9対16の賛成少数で不採択とした。

■市長「理解得られた」■

 松山正治市長は「理解が得られたものとうれしく思っている。6月市議会において建設凍結の決議が可決されており、どちらも議会の意思表示として重く受け止める必要があるものの、9月市議会の判断が直近の民意であると考えている。有利な財源を活用できる二度とないこのチャンスを逃さず、基本計画に掲げた施設整備を着実に進めることこそが、10年、20年後、多くの市民に喜んでもらえるものと確信している」とコメントした。
 
 凍結派の議員は「(凍結決議以降、議会や市と)議論がされないままこの結果に終わったことは残念」「建設推進派の署名運動の動向を見なければいけない」と話していた。

■9月定例会閉会■

 本会議ではこのほか、今年度一般会計補正予算案など15議案を可決し、「仮称・夜久野学園整備事業計画の凍結を求める請願」は、賛成少数で不採択となり、9月定例会は閉会した。
 
 
写真=建設促進決議を可決した市会

    

[PR]



株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232

著作権

このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。

購読申込 会社案内 携帯版 お問い合わせ