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両丹日日新聞2011年9月30日のニュース

生活保護からの自立を支援 NPOが厚中町に拠点

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 福知山市厚中町に、くらしと仕事のサポートステーション「りんごの広場」(長岡治明センター長)が開設され、10月1日から稼働する。生活保護を受給している人の就労・自立の一体的な支援や、いろいろな困難を抱える子ども・若者に寄り添う総合相談など幅広い対応をしていく。

 生活保護の受給者は、以前は高齢で就労が難しい人が多かったが、リーマンショック以降は、派遣切りや合理化などで若い人の離職が増え、これに伴って受給者も多くなっている。
 
 こうした中で、再就職しようと活動してもうまくいかない状態が続くと、自信をなくして就労意欲が減衰し、家に閉じこもりがちになり、生活保護に頼る生活が続くという負の連鎖が進む恐れがあるという。
 
 府のまとめによると、生活保護の受給者は中丹3市で約1800世帯。このうち世帯主などが働ける状態にあるとみられる15歳〜65歳の世帯は約300世帯となっている。
 
 サポートステーションはこうした状況を打開し、就労意欲を取り戻し自立してもらう手助けをする。NPOまごころ(本部・綾部市、藤大慶理事長)が府の委託を受けて取り組む。
 
 喫茶店跡の建物を活用し、対象者の居場所を確保。まずは、屋外へ出て社会との関わりをもってもらうところから始める。
 
 料理、パソコンなど興味があることができるようにし、過ごしやすい環境を作る。徐々に社会の中で生活し、最後は就職し自立することを目指す。
 
 ほかにも、不登校やひきこもりなど困難を抱えた子ども、若者、家族に寄り添う総合相談をしていく。月曜から金曜までの午前10時から午後4時まで開け、自由に利用したり電話などで相談できるようにする。
 
 28日には「りんごの広場」の開設式があり、関係者ら約30人が出席。藤理事長の式辞や来賓祝辞があり、長岡センター長が事業の説明などをしたあと、くす玉を割って開所を祝った。
 
 同様のステーションは、宇治市にも「おれんじハウス」として開設し、こちらも同NPOが受託した。
 りんごの広場は、電話(23)1741。
 
 
写真=開設を祝ってくす玉を割った

    

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