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両丹日日新聞2011年9月16日のニュース

大江・元普甲道を歴史の道に 住民が毛原峠の整備進める

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 丹後天橋立大江山国定公園の一角にある福知山市大江町毛原自治会(水口剛自治会長)は、大江山を越えて宮津市に抜ける元普甲道の毛原峠を、歴史の道とするための整備を進めている。沿道には、日本棚田100選に入っている田園風景が広がり、今夏に祠を再整備した袈裟切地蔵、市天然記念物に指定されたアカガシ群生地などがある。23日に歩こう会を開いて、現地を案内する。

 大江町から宮津市に抜ける大江山越えの道として、江戸時代に現在の府道綾部大江宮津線とほぼ同じルートで、内宮から仏性寺を通って宮津市に抜ける普甲道(宮津街道)が整備された。その道が出来るまでは、元普甲道が利用されていた。内宮から西に入って毛原を通り、舞鶴市の山間部を経て、宮津市に向かう。平安時代のころに整備されたらしい。
 
 毛原は約60年前に23世帯があり、126人が暮らしていた。棚田もかつては現在の倍近い約1000枚があった。いまは8世帯、28人の限界集落になったが、棚田が観光資源となり、さらに国定公園のエリアにも入り、観光入り込み客は増えている。
 
 歩こう会は、観光振興と地元の歴史を伝承するために計画。午前8時40分に毛原公民館を出発し、棚田を見下ろしながら歩く。地元の氏神の大岩神社境内に分布し、樹齢600−700年のものなど約30本があるアカガシ群生地や、毛原峠の頂上にあり、今夏に祠の再整備と案内板の設置をした剣豪・石見重太郎にまつわる袈裟切地蔵などを訪ねて折り返す。
 
 このあと同公民館に戻って福知山史談会の山口正世司会長から歴史講話を聞く。昼食で歓談したあと解散する。
 
 コースは往復約3キロで山道が多いが、参加者に合わせて休憩を挟みながら歩く。参加無料。雨天決行。弁当、飲み物、雨具を持参する。
 
 水口自治会長は「昔は袈裟切地蔵の下付近まで棚田が広がり、今以上に風光明媚だったと思います。毛原峠には紅葉もあり、四季折々の光景が楽しめます」と話している。
 
 
写真=毛原峠頂上にある、剣豪・石見重太郎にまつわる袈裟切地蔵と水口自治会長

    

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