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両丹日日新聞2011年9月 7日のニュース

列車制御、保安など設備投資に10年で34億 KTR検討会で報告

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 赤字経営が続いている第三セクター、北近畿タンゴ鉄道(KTR)の将来像を考える北部地域総合公共交通検討会(座長=正司健一・神戸大学大学院教授)の第3回会合が5日、福知山市駅南町のマリアージュ福知山で開かれた。今後の設備投資額などを協議し、経営改善策を探った

 検討会は、09年度の経営赤字が7億円余と過去最高で、全国の第三セクター鉄道35社のなかでも最大となっていることから、改善に向けて4月に府、兵庫県、沿線などの7市町、JR西日本関係者ら15人で組織した。年度内に一定の方向性を定める。
 
 この日の会合では、事務局が列車制御、保安設備、路線など、車両を除いた設備投資額は、今年度までの10年間は約18億円だったが、来年度からの10年間は約34億円が見込まれることを説明し、さらに老朽化が進む車両整備計画として、車両を計画的に更新するケースと、中古電車を購入するなど車両の延命化を図って投資額を極力抑えるケースを紹介した。
 
 これらについてKTRの大槻茂社長は「宮福線、宮津線ともに老朽化が進んでいるが、資金繰りが厳しく、改修などの計画がやや遅れている状態。今後、由良川橋梁改良はかなりの額が必要になる。車両では普通車両の冷房機能の傷みが目立ち、すみやかに更新したいが、本体は延命化を図りたい」と見通しを示した。
 
 このあと質問が続いたが、もっと多くのシミュレーションを用意し、いろんなシーンを考え、経費削減や増収の効果を見極める必要があるとの声が多く、10月に予定している4回目の会合でさらに踏み込んで協議をすることにした。
 
 
写真=KTRの経営改善策について話し合う出席者

    

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