WEB両丹

きょうあったいい話、夕飯までに届けます。京都府福知山市の情報を満載した新聞社サイト

タブメニュー

両丹日日新聞2011年8月25日のニュース

大江山・大江町仏性寺で伝統の虫除け火行事

0825musiyoke.jpg
 大江山の集落、福知山市大江町仏性寺で24日、地区に長く伝わる虫除けの火行事が行われた。以前は地区内の各組で営まれていたが、今は一つの組だけが継承。今年も住民たちが集まり、伝統を守った。

 大切に育てた農作物を荒らす害虫を退治し、豊作を祈願する行事。江戸時代から始まったとされ、毎年8月24日に行われている。
 
 昔は長い竹の先に松の束をくくりつけて、組ごとに決まった場所に何本も立てた。油を含んだよく燃える松の確保が難しくなったことなどから、次第に行事をやめていく組が増え、20年ほど前からは如来院周辺の「3組」だけが続けている。
 
 今年は住民8人が参加。竹のたいまつは使わず、各家庭から持ち寄ったまきを如来院近くの道沿いに置いて燃やした。午後5時30分ごろ、まきが燃えるそばで、長老の中嶋利春さん(84)が「時の声をあげましょう」「もう一声あげましょう」と唱え、他の住民たちと一緒に山の方角にある愛宕神社に向かって柏手を打った。
 
 3組でも以前は竹のたいまつが何本も並び、美しい光景が見られたという。中嶋さんは「昔は各組が夕方から夜にかけて盛んに行いました。本当にきれいだった。絶やさないように出来るだけ長く続けていきたい」と話している。
 
 
写真=燃えるまきのそばで柏手を打つ住民たち

    

[PR]



株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232

著作権

このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。

購読申込 会社案内 携帯版 お問い合わせ