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両丹日日新聞2011年8月17日のニュース

子どもたちが大人の柵をたたいて雨乞い 多保市で「笹ばやし」

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 福知山市下六人部地区に江戸時代から伝わる雨乞い祭り「笹ばやし」が16日夜、多保市の集落内であった。地域の子どもたちが笹を振りながら走る「笹ぶり」や当番の組が飾り付けた山車の巡行があり、600人ほどの見物客でにぎわった。

 笹ぶりは「100日間雨が降らずに干ばつに見舞われた」という寛文9年(1669)に、時の福知山藩主・朽木稙昌が命じて始まった五穀豊穣を願う伝統行事。
 
 大人たち10人がカシの棒で縦横に組んだ柵を井堰に見立て待ち構えるところに、子どもたちが水でぬらした笹を持って駆け寄り、力いっぱい柵をたたいて打ち破っていく。
 
 柵は集落内から天神社までの約500メートル間に5カ所。それらを崩しながら駆け抜けることで、「井堰を切るほどの雨が降る」ことを表している。
 
 笹ぶりは、地域の各集落の宮総代や自治会長らが出席した神事のあと始まった。12個のちょうちんをつけた「十二まとい」を先導に、笛や太鼓、鐘のお囃子が天神社へと巡行し、小学2年生から6年生までの約40人が道中に設けられた柵に突進し、歓声をあげながら笹を振ってたたいた。
 
 なでしこジャパンの澤穂希選手の人形を載せた山車も伊勢音頭に合わせて巡行し、沿道の人たちからの注目を浴びていた。
 
 
写真=五穀豊穣を願い子どもたちが笹をふって井堰に見立てた柵を打ち破って進む

    

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