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両丹日日新聞2011年7月26日のニュース

子どもたち乗せるN700系新幹線が完成 1/7サイズで伊藤さん製作

0726sinkansen.jpg バッテリーで動く蒸気機関車を作り、子どもたちを乗せている福知山市正明寺の元JR社員、伊藤成光さん(68)が、念願だった新幹線N700系「さくら」の電動模型を完成させた。板金加工の技術で、くちばしのような先頭車両のフォルムを再現。電動モーターを積み、人を乗せて走ることができる。30日に大江町蓼原で開かれる「蓼原水無月祭り」でデビューする。

 伊藤さんはJR西日本に長年勤めた。生き物のように躍動感ある動きをみせるSLが好きで、3年前から、知人に譲り受けた電動車いすや廃材を利用して実物の7分の1程度の大きさのC62など機関車6両、さらに台車5両を製作し、各地のイベントで子どもたちを乗せて走り、人気を集めてきた。
 
 新幹線総局に10年間勤めた経験もあり、SLに続いて新幹線を製作する計画を温め、材料を集めたあと、2カ月前からN700系の写真を参考に設計図を描いた。流線形の先頭車両、最後尾車両を含め4両の編成にする計画だが、このほど最後尾車両を除く3両が完成し、出張依頼を受けたのを機に水無月祭りでデビューさせることにした。
 
 車両はそれぞれコンパネボードにアクリル板を張り、窓をくり抜いて車体を組み立てて仕上げている。さくら号と同じデザインに塗装し、「WESTJAPAN KYUSYU」などの文字も書き入れている。
 
 それぞれの車両に電動車いす用のモーター1基と自動車用バッテリー2基ずつを積んで駆動させる仕組み。前後進と3段階のスピード調整ができる。ハンドルは着脱式で、1両ずつでも走ることができる。タイヤはゴム製で、走行音が静かで、路面を傷つけないように工夫している。
 
 1両の長さは約2メートル、幅約70センチ。幼児なら1両に7人から9人ほど乗車できる。先頭車両にはテープレコーダーを積み、車内アナウンス、発車ベル、好きな音楽を流せるようにしている。
 
 伊藤さんは「秋をめどに最後尾車両を完成させ、さらに充電方式でなく、屋根にソーラーパネルを積んで太陽光で走らせたい。多くの方に乗っていただき、喜んでいただけるのが一番うれしい。希望があれば出張します」と話していた。
 
 
写真=子どもを乗せて新幹線模型の試験走行をする伊藤さん

    

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