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両丹日日新聞2011年7月13日のニュース

いま困っている人のために 福知山のボランティアバスが石巻入り

0713isinomaki.jpg■現地でニーズくみ、壊滅の養殖業再起へ支援■

 東日本大震災の被災地を支援するため、福知山から11日朝に出発したボランティアバス「福知山どっこいせ隊」の一行21人は、同日夜に宮城県入りし、12日朝から予定通り石巻市でボランティア活動を始めた。

 福知山市災害ボランティアネットワーク連絡会が主催し、市と市社会福祉協議会が共催。福知山民間社会福祉施設連絡協議会と両丹日日新聞社が協賛しての取り組み。事前学習会に臨んだ20歳から65歳までの男女21人が参加している。作業内容については、要望が刻々変わるため現地に着いてから指示を受けることにし、どんな作業でも対応する心づもりで出発した。
 
 12日に活動したのは牡鹿半島中ほどにある石巻市谷川浜地区。ホヤの養殖が盛んだった地域で、石巻市はホヤの水揚げが日本一。昨年7月には市内で「世界ほやエキスポin石巻」と題したイベントを成功させ、今年第2回を開く計画だった。
 
 ところが3月11日の地震で、谷川浜地区は集落ごと津波に飲み込まれてしまうなど、市内の養殖施設は大きな被害を受けた。地域の復興には地域の産業再生が欠かせない。そこで「福知山どっこいせ隊」は、地元の養殖業、三浦政浩さん(48)の依頼を受け、抱卵してホヤを付着させる器に利用するカキの殻の仕分け作業にあたった。
 
 カキは三浦さんの親類の老夫婦が育てていたのだが、夫婦は津波で行方不明に。三浦さんが育てていたホヤも全て流されてしまったが、三浦さんら3人が夫婦の残したカキを受け継ぎ、ホヤ養殖業の再起をと、いま頑張っているところだという。

■炎天下に根気のいる作業■

 同行取材をしながら一緒に作業に汗を流している両丹日日新聞社、足立秀高記者は「周囲は震災から4カ月たったいまも瓦礫の町のまま。殻の仕分け作業は炎天下で、根気のいる作業ですが、どっこいせ隊の参加者たちは、いま困っている人たちの助けになろうと、みんな張り切っています」と様子を伝えてきた。
 
 一行は13日夕方までボランティア活動を行い、同日夜に宮城県を発ち、翌朝福知山に帰ってくる。
 
 
写真=カキの仕分けをする福知山のボランティアたち(12日、同行・足立記者撮影)

    

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