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両丹日日新聞2011年7月12日のニュース

金魚にメダカ−まちの水族館30種1000匹 観音寺の上原さん宅

0712mini.jpg 金魚、メダカ、エビ、ドジョウ…。水槽にたくさんの魚類が泳いでいる。福知山市観音寺の上原節男さん(64)は、知人からもらったり、川で採取して集めた魚たちを水槽で飼育し、駐車場で展示している。「まちの水族館」として、地域の人たちに親しまれており、魚を見ながら語り合う、地域の憩いの場所になっている。

■身近なところからまちを活性化■

 上原さんは室内で魚を飼っていたところ、3年ほど前から上原さんや妻の活代さん(62)ら家族のもとに、「飼えなくなったので、もらってもらえないか」と、知人たちから相次いで魚の「里親」依頼が舞い込むようになり、その都度快く引き受けてきた。
 
 水槽ごと持ってくる人もいて、次第に数が増え、やがて玄関前の駐車場(広さ約65平方メートル)に水槽を並べるようになった。活代さんは、まちの活性化を考える市民協働まちづくり検討会のメンバーでもあり、まずは身近なところから活性化に取り組もう−と、昨年夏ごろ駐車場に川魚を対象とした水族館をつくり、多くの人たちに見てもらう計画をたて、年末にオープンさせた。
 
 名前は当初「ミニミニ水族館」にしようと考えていたが、孫の岡井亮太君(12)=遷喬小6年生=が、多くの人たちに見に来てもらおうと、「ミニ見ニ水族館」と命名した。
 
■34の水槽で展示 ウーパールーパーも■

 現在水槽は大小合わせて34個。飼育している魚は淡水魚が主で、ランチュウなどの金魚▽メダカ▽ヤリタナゴ▽モロコ▽ギンブナ▽スジエビ▽ナマズ▽ササドジョウ▽メダカに似たカダヤシのほか、カラスガイやオオタニシ、サワガニ、オカヤドカリ、両生類のウーパールーパーまで、全部で約30種類、1000匹以上がいる。もらったものとは別に、上原さんが由良川などで採ってきた魚も。
 
 メダカはシロメダカ、ヒカリメダカなど6種類。種類ごとに水槽を分けて飼っている。ほとんどの水槽はポンプを取り付け、きれいな水を循環させているが、水の入れ替えも欠かさない。えさは種類ごとに分け、上原さんがこまめに与える。
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 一番気を使うのがウーパールーパーの飼育で、年中水温が5度以下、25度以上にならないように調節。今の時期は水槽の中に氷を入れるなどして、すみやすい環境をつくっている。
 
 月々の電気代がかさむが、活代さんは「水族館のほうを優先し、室内の節電に努めています」と笑う。
 
 駐車場は門がなく、いつでも入ることが出来る。最近では、いすを置き、ゆっくりと観賞してもらえるようにした。もちろん無料。近所の子どもたちにも人気で、水族館で飼ってもらおうと、川で採ってきたハエなどの魚を持ち込む子もいる。大人でもあまり見たことがない魚が多く、「昔はたくさんいたのに、今は見られなくなった」と感慨深げに話す姿が見られる。

■年中無休で開放■

 「これからも出来る限り、この水族館を続けていきたい」という活代さん。今飼ってみたいのは「アカネコ(アカザ)」と呼ばれる川魚。「熱帯魚などはきれいですが、飼ってみようとは思いません。あくまでも自然の川にすむ淡水魚を増やしていきたい」と願う。
 
 派手さはないが、身近な魚がいっぱいの水族館。年中無休で多くの人たちを迎え入れている。
 
 
写真上=近所の子どもたちにも大人気
写真下=ギンブナやモロコなどの淡水魚も間近で観察出来る

    

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