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両丹日日新聞2011年6月27日のニュース

被災した神社にと 三和町大原神社が結婚式用の神殿送る

大原神社  東日本大震災で、各地の神社も多くが被災しているが、安産の神様として知られる福知山市三和町大原の大原神社(林秀俊宮司)は24日、宮城県栗原市の平野神社に、建て替え前の三和荘で使っていた結婚式用の神殿を送った。平野神社を通じて要望のあった被災神社に届けられる。

 今回の大震災では5月17日現在、1都15県の3万1814社のうち、1割以上の3386社が被災し、このうち228社は本殿、拝殿などが全半壊している。津波の被害を受けた三陸地域の神社では、拝殿や本殿は流され、鳥居だけがかろうじて残ったところがある。そこでも地元の一日も早い復旧を願い、参拝して手を合わせる被災者の姿がみられるという。
 
 林宮司は、神社の被災地支援活動をしている東京都上野の下谷神社から、震災後しばらくして現状を聞き、支援に協力することにした。
 
 まず5月に神社関係への義援金を送り、今月17日には要望があった朱盃50個などの神具や立烏帽子、襦袢、狩衣、足袋、白袴など神職の衣服類などを送った。今回はかつて旧三和荘で使い、そのあと大原神社絵馬殿の倉庫に保管していた高さ約1・8メートル、幅1メートル余り、奥行き約40センチの総ヒノキ造りの神殿を発送した。
 
 1995年の阪神大震災時には、林宮司が依頼して福知山駅北口前にあった結婚式場の旧日交会館の厚意で、神殿の装飾具を被災地に送った経緯がある。
 
 林宮司は「現地は大変な状況ですが、今後東北地方で新たなカップルが生まれ、次代を担う子が誕生して健やかに育つことを願っています。神社の氏子の方々の住居の復旧が第一ですが、神社はそれぞれの地域の人たちの心のよりどころでもあり、一日も早くよみがえってほしい。送った神具類が少しでも役立てばうれしい」と話していた。
 
 被災地支援の義援金は神社向けと一般向けに2度送ったが、今後も募金箱を置き、参拝者に協力を呼びかける。
 
 
写真=東日本大震災の被災地に送った神殿と林宮司
 
 

    

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