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両丹日日新聞2011年6月16日のニュース

全国の20人で縫ったキルトが中部国際空港から里帰り展

0615quilt.jpg インターネットで呼びかけて全国の人と一緒に作り、中部国際空港(セントレア)で1年間展示されたキルトのタペストリーが、18、19両日に福知山市ききょう通り商店街、駅前公民館で開催の作品展に並ぶ。多くの旅人たちのフライトを見守ってきた作品が、今度は福知山で旅心を誘う。

 作品展は、商店街の中でパッチワーク工房ラップランドカフェを営む坪倉かおるさんが、生徒5人と一緒に初めて開催する。縦、横2メの大作10点とバッグ、クッション、ポーチなどの小物100点を飾る予定。この中に、セントレアで飾られた作品も並ぶ。
 
 空港会社(愛知県常滑市)から製作依頼の電話がかかったのは2009年1月。空港の巨大な空間をギャラリーに見立てて、「世界の城」をテーマに作品展をするという。すぐ受諾し、坪倉さんが自分のブログで協力者を募ると、2週間ほどで20人が集まった。市内が9人。あとは愛媛、兵庫、神奈川、宮城、北海道など様々な地域の人だった。
 
 作品のデザインは空港と協賛のブラザー工業が出品者ごとに用意することになっていて、坪倉さんは日本デザイナー芸術学院教務課長、安江克晴さんがデザインした「アシュフォード城」を忠実に再現することになった。
 
 青い空、石壁の城、印象的な緑の西洋庭園を、20人がブロックごとに作って、まず坪倉さんの元へ送る。坪倉さんが縫い合わせて、表面にあたるキルトトップをこしらえ、中綿と裏地を仕付ける。これを20人の家へ順に送って、各自が一針ごとにチクチクとキルティングして縫い付けていった。
 
 他府県のメンバー同士は一度も顔を合わせたことが無かったが、パッチワークがつながっていくようにして互いの心もつながり、製作作業を通じてすっかり仲良くなれたという。
 
 縦2・5メ、横2メの大型作品となり、通常だと1年から2年かかるところだが、7カ月で仕上げ、年末に空港へ送付。10年1月から今年2月まで、空港内で一番人通りが多いセンターピアで、他の作家やグループが作った作品と共に飾られてきた。
 
 作品展はほかに、工房へ通う生徒たち各自が挑戦した大きな作品、お菓子のマカロンを表現したものなど力作がそろう。18日が午後1時から6時まで。19日が午前9時から午後5時まで。
 
 
写真=セントレアに飾られていたキルト作品

    

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